エンタメ
2026-01-15 05:00
フランスで2023年から毎年開催されている日本映画週間「LES SAIZONS HANABI」(今年は1月28日~※現地時間)。その先行プレミアイベント「HANABI PRESENTS THE JAP'N POP EVENING」が現地時間13日、パリの劇場・Max Linder Panoramaで開催され、映画『恋愛裁判』が上映された。舞台あいさつではQ&Aに加えて、主演の齊藤京子が劇中歌「とおいひかり」を初生歌唱するサプライズがあった。
【画像】映画『恋愛裁判』パリ先行上映の様子
本作は、元アイドルが「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる――日本独自のアイドル文化に切り込み、華やかな世界の裏側に潜む孤独や犠牲、自己を取り戻すための闘いを描いた社会派ドラマ。
主人公はアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター・山岡真衣。元・日向坂46でセンター経験を持つ、齊藤京子が演じる。監督は深田晃司が務め、自ら企画・脚本(共同)も手がけている。
昨年の「第78回カンヌ国際映画祭」での正式出品に続き、今回はフランス各地で日本映画を上映する「HANABI」の記念イベントとして、パリ中心部の映画館で先行上映が実現。会場は開場前から列ができ、500人以上を収容する劇場は満席となった。
上映後には齊藤と深田監督が登壇。質疑応答では、「元アイドルの女性に賠償命令」が言い渡された実際の裁判に着想を得た制作背景や、アイドル当事者の視点を取り入れたリアリティについて語られた。
深田監督は「実際のアイドルやマネージャー、運営の方々への取材に加え、元アイドルである齊藤さんからも実情を教えていただいたり、アイデアをいただき、脚本を完成させた」と話した。
齊藤は「元アイドルの自分が演じる不安もあったが、物語の面白さとリアリティを追求したいという思いでオーディションに参加させていただいた。監督との話し合いを経て、まるでドキュメンタリーのようなリアルな作品になった」と、本作に挑んだ覚悟についても語った。
日本国内の反応について問われると、深田監督は「試写や公式上映で先にご覧いただいたアイドルファンの方々から『自身の応援スタイルを見つめ直すきっかけになった』という声や、元アイドルの方々から『強く共感した』『号泣した』といった声が届いている」と回答。当事者の気持ちに寄り添った作品として受け入れられていることへの手応えを語った。
齊藤も「『恋愛禁止』というどこか暗黙の了解として受け入れられているような空気がある中で、ファンの方々の反応に不安もあったが、『アイドル側の視点に立って考えるきっかけになった』『物語として面白かった』という温かいコメントをいただき、安心すると同時に大変うれしく思っている」と、喜びを語った。
さらに、アイドル業界の厳しい現実について問われると、深田監督は「ファンとアイドルの距離が縮まった一方で、関係性がエスカレートし、実際の暴力事件に発展した例もあります。劇中の事件も、実話に基づいています」と言及。齊藤も、自身の経験を振り返りながら「ファンとの関係性やSNSでの誹謗中傷など、一歩間違えると非常に難しい問題であることを改めて考えさせられました」と、業界が抱える課題について語った。
また、齊藤が劇中アイドルグループの楽曲「とおいひかり」をイベントで初めて生歌唱。元アイドルの齊藤によるパフォーマンスに、観客も持参したペンライトや応援グッズを掲げるなど盛り上がりを見せた。
齊藤は「まるでアイドルに戻ったような気持ち。さらにそれが日本ではなくパリという小さい頃からの憧れの地。こんな経験をさせていただいて思い出になりました。パリでの歌唱は夢にも思っていなかったので、すごくうれしかった」と語っていた。
映画『恋愛裁判』は、いよいよ今月23日に日本公開を迎える。フランスでは2月以降、100館以上での劇場公開も予定されており、アイドル文化をめぐる問題提起が、世界でどのように受け止められるのか注目が集まっている。
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【動画】yama書き下ろし主題歌入り『恋愛裁判』本予告(87秒)
【画像】握手会やステージ写真など残り15点
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主人公はアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンター・山岡真衣。元・日向坂46でセンター経験を持つ、齊藤京子が演じる。監督は深田晃司が務め、自ら企画・脚本(共同)も手がけている。
昨年の「第78回カンヌ国際映画祭」での正式出品に続き、今回はフランス各地で日本映画を上映する「HANABI」の記念イベントとして、パリ中心部の映画館で先行上映が実現。会場は開場前から列ができ、500人以上を収容する劇場は満席となった。
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深田監督は「実際のアイドルやマネージャー、運営の方々への取材に加え、元アイドルである齊藤さんからも実情を教えていただいたり、アイデアをいただき、脚本を完成させた」と話した。
齊藤は「元アイドルの自分が演じる不安もあったが、物語の面白さとリアリティを追求したいという思いでオーディションに参加させていただいた。監督との話し合いを経て、まるでドキュメンタリーのようなリアルな作品になった」と、本作に挑んだ覚悟についても語った。
日本国内の反応について問われると、深田監督は「試写や公式上映で先にご覧いただいたアイドルファンの方々から『自身の応援スタイルを見つめ直すきっかけになった』という声や、元アイドルの方々から『強く共感した』『号泣した』といった声が届いている」と回答。当事者の気持ちに寄り添った作品として受け入れられていることへの手応えを語った。
齊藤も「『恋愛禁止』というどこか暗黙の了解として受け入れられているような空気がある中で、ファンの方々の反応に不安もあったが、『アイドル側の視点に立って考えるきっかけになった』『物語として面白かった』という温かいコメントをいただき、安心すると同時に大変うれしく思っている」と、喜びを語った。
さらに、アイドル業界の厳しい現実について問われると、深田監督は「ファンとアイドルの距離が縮まった一方で、関係性がエスカレートし、実際の暴力事件に発展した例もあります。劇中の事件も、実話に基づいています」と言及。齊藤も、自身の経験を振り返りながら「ファンとの関係性やSNSでの誹謗中傷など、一歩間違えると非常に難しい問題であることを改めて考えさせられました」と、業界が抱える課題について語った。
また、齊藤が劇中アイドルグループの楽曲「とおいひかり」をイベントで初めて生歌唱。元アイドルの齊藤によるパフォーマンスに、観客も持参したペンライトや応援グッズを掲げるなど盛り上がりを見せた。
齊藤は「まるでアイドルに戻ったような気持ち。さらにそれが日本ではなくパリという小さい頃からの憧れの地。こんな経験をさせていただいて思い出になりました。パリでの歌唱は夢にも思っていなかったので、すごくうれしかった」と語っていた。
映画『恋愛裁判』は、いよいよ今月23日に日本公開を迎える。フランスでは2月以降、100館以上での劇場公開も予定されており、アイドル文化をめぐる問題提起が、世界でどのように受け止められるのか注目が集まっている。
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