エンタメ
2025-12-14 13:08
声優の世界を目指す若き才能の応援を目的とした『第14回国際声優コンテスト「声優魂」』(主催:一般社団法人 国際声優育成協会)の最終審査・表彰式が、あうるすぽっと(東京・豊島区池袋)にて開催された。最終審査の後、各賞の表彰式が行われ、4名の受賞者が誕生した。受賞者の一人、優秀賞には福岡県出身の高校3年生・木原夢菜(きはら・ゆな)さんが選ばれた。
【写真】『第14回国際声優コンテスト「声優魂」』受賞者の集合写真
『声優魂』は日本最大の中高生の声優コンテスト。予選(国内、インターナショナル各部門)及び、地方大会の選考からファイナリスト21名が最終審査に臨んだ。
公開レッスン方式での最終審査では、アフレコ(課題作品『この素晴らしい世界に祝福を!2』)及び、掛け合い台詞による演技が披露され、審査員である声優の水島裕、倉田雅世らのアドバイスにより、高水準の演技審査が行われた。
■『第14回 声優魂』優秀賞:木原夢菜さんインタビュー
――優秀賞受賞おめでとうございます。受賞したときの感想は?
【木原夢菜】「今までいくつかオーディションを受けてきたんですけど、どれもファイナル止まりで終わってしまっていて。いつも自分を出し切れていないなって思っていたので、すごく悔しくて。だから、今回の声優魂では悔いなく自分を出し切って賞を取って帰ろうって思っていたんです。今回初めて福岡から東京に一人で来て、このような素晴らしい賞をいただけて、自分を出し切れた自信がありますし、皆さんのアフレコを見て学ぶこともたくさんあった大会だったなと思っています」
――今日『声優魂』に臨んだ感想はいかがですか?
【木原夢菜】「一人一人本当に演じ方が違っていて、一人一人の感性が違うのを知ることができて、他の人の演技を見て自分の刺激になりました。すごく楽しく実りのある大会になりました」
――審査員からのアドバイスで刺さった言葉などはありましたか?
【木原夢菜】「アフレコでは口パクに合わせるのも大事だけど、その前に自分がその役になりきって、自分の演技をすることが大事とおっしゃっていて。それがすごく自分に響いて、それを思い出しながら芝居をすることができました」
――声優を目指そうと思ったきっかけは?
【木原夢菜】「小さい頃はアニメのキャラクターが本当に声を出しているって思って観ていたんですが、アニメ系のお仕事にはどんなものがあるのか調べた時、実は声優がキャラクターの声を当てていると知ってびっくりして。目指してみたいと思いました」
――どんな作品を観て影響されましたか?
【木原夢菜】「プリキュアです。作品を見て、かわいい!私もなりたい!って思った時に、それ演じている人がいることを知って、そういう人になりたいと思ったんです」
――声優になるために、どんな行動をしてきましたか?
【木原夢菜】「声優には、可愛い声、高い声など声が特殊な方がたくさんいて。そこだけが大事じゃないとは分かってはいるんですけど、どうしても“あの人の声可愛いな~いいな~”って思って、だんだんと自信がなくなってしまう自分がいて。でも、芝居を磨けば自分にしかできない表現ができるので、芝居をもっと大切にして声優を目指していきたいと思って、今ここにいるという感じです」
――これからどんな声優になりたいですか?
【木原夢菜】「私もそうだったんですが、声優を目指す人たちって、声質に目が行きがちだと思うんです。でも、すごく特徴のある声じゃなくても、芝居で個性を出して声優になれるんだと声優を目指す人に思ってほしいですし、多種多様なキャラクターを演じていきたいので、“この人ってどんなキャラクターでもできるよね”“どんな役でも合うよね”って思ってもらえるような声優になりたいと思います」
――憧れている方はいますか?
【木原夢菜】「沢城みゆきさんと種崎敦美さんに憧れています。声の演技だけでなく、ナレーションもすごく上手な方々ですし、アニメで見る度に“えっ?この役をやってたの?”“この役も!?”ってびっくりすることだらけなので、そんな声優になりたいと思って今頑張ってます」
――ちなみにハマっているアニメはありますか
【木原夢菜】「『ハイキュー!!』と『フルーツバスケット』です。この2作品が本当にもう刺さりまくって。常にずっと好きです。『ハイキュー!!』は、もともとバレーボールをしていたときに出会ったアニメで。本当はアタックを打ちたかったんですけど身長がなくて、セッターっていうポジションだったんです。でも『ハイキュー!!』に出会った時に、“セッターって司令塔じゃん! セッターがいなきゃ成り立たないじゃん!”と思って、自分のポジションに誇りを持つことができたんです。『フルーツバスケット』は初めて出会ったジャンルのアニメ。干支を使っているのが本当に新鮮で。最初は昔のアニメなのでどうかな?と思ったら面白すぎて!ファンタジーなんですけど、それぞれのキャラクターが抱えていることがあって、それを主人公が年を重ねるごとに解決していくのが魅力的で、すごく好きなアニメです」
【各賞受賞者】
最優秀賞:中村佳稟(なかむら・かりん/中等教育学校5年生/北海道)
優秀賞:木原夢菜(きはら・ゆな/高3/福岡県)
優秀賞:チュ・ミンヒョン(韓国)
■インターナショナルカテゴリー
優秀賞:チュ・ミンヒョン(韓国)
優秀賞:本木セガン オリヴィア(フランス)
今井文也、中村カンナ所属【“声の仕事”特別オーディション2025秋】Rush Style
伊波杏樹、矢野妃菜喜所属【“声の仕事”特別オーディション2025秋】ソニー・ミュージックアーティスツ
生田輝、星谷実可子【“声の仕事”特別オーディション2025秋】クィーンズアベニュー
ジャスト プロ/ジャスト プロボイス/インクストゥエンター/Apollo Bay「4社合同 新人声優オーディション」
「ポロロ劇場版 コンピュータ王国大冒険」出演声優&主題歌シンガー募集オーディション
【写真】『第14回国際声優コンテスト「声優魂」』受賞者の集合写真
『声優魂』は日本最大の中高生の声優コンテスト。予選(国内、インターナショナル各部門)及び、地方大会の選考からファイナリスト21名が最終審査に臨んだ。
公開レッスン方式での最終審査では、アフレコ(課題作品『この素晴らしい世界に祝福を!2』)及び、掛け合い台詞による演技が披露され、審査員である声優の水島裕、倉田雅世らのアドバイスにより、高水準の演技審査が行われた。
■『第14回 声優魂』優秀賞:木原夢菜さんインタビュー
――優秀賞受賞おめでとうございます。受賞したときの感想は?
【木原夢菜】「今までいくつかオーディションを受けてきたんですけど、どれもファイナル止まりで終わってしまっていて。いつも自分を出し切れていないなって思っていたので、すごく悔しくて。だから、今回の声優魂では悔いなく自分を出し切って賞を取って帰ろうって思っていたんです。今回初めて福岡から東京に一人で来て、このような素晴らしい賞をいただけて、自分を出し切れた自信がありますし、皆さんのアフレコを見て学ぶこともたくさんあった大会だったなと思っています」
――今日『声優魂』に臨んだ感想はいかがですか?
【木原夢菜】「一人一人本当に演じ方が違っていて、一人一人の感性が違うのを知ることができて、他の人の演技を見て自分の刺激になりました。すごく楽しく実りのある大会になりました」
――審査員からのアドバイスで刺さった言葉などはありましたか?
【木原夢菜】「アフレコでは口パクに合わせるのも大事だけど、その前に自分がその役になりきって、自分の演技をすることが大事とおっしゃっていて。それがすごく自分に響いて、それを思い出しながら芝居をすることができました」
――声優を目指そうと思ったきっかけは?
【木原夢菜】「小さい頃はアニメのキャラクターが本当に声を出しているって思って観ていたんですが、アニメ系のお仕事にはどんなものがあるのか調べた時、実は声優がキャラクターの声を当てていると知ってびっくりして。目指してみたいと思いました」
――どんな作品を観て影響されましたか?
【木原夢菜】「プリキュアです。作品を見て、かわいい!私もなりたい!って思った時に、それ演じている人がいることを知って、そういう人になりたいと思ったんです」
――声優になるために、どんな行動をしてきましたか?
【木原夢菜】「声優には、可愛い声、高い声など声が特殊な方がたくさんいて。そこだけが大事じゃないとは分かってはいるんですけど、どうしても“あの人の声可愛いな~いいな~”って思って、だんだんと自信がなくなってしまう自分がいて。でも、芝居を磨けば自分にしかできない表現ができるので、芝居をもっと大切にして声優を目指していきたいと思って、今ここにいるという感じです」
――これからどんな声優になりたいですか?
【木原夢菜】「私もそうだったんですが、声優を目指す人たちって、声質に目が行きがちだと思うんです。でも、すごく特徴のある声じゃなくても、芝居で個性を出して声優になれるんだと声優を目指す人に思ってほしいですし、多種多様なキャラクターを演じていきたいので、“この人ってどんなキャラクターでもできるよね”“どんな役でも合うよね”って思ってもらえるような声優になりたいと思います」
――憧れている方はいますか?
【木原夢菜】「沢城みゆきさんと種崎敦美さんに憧れています。声の演技だけでなく、ナレーションもすごく上手な方々ですし、アニメで見る度に“えっ?この役をやってたの?”“この役も!?”ってびっくりすることだらけなので、そんな声優になりたいと思って今頑張ってます」
――ちなみにハマっているアニメはありますか
【木原夢菜】「『ハイキュー!!』と『フルーツバスケット』です。この2作品が本当にもう刺さりまくって。常にずっと好きです。『ハイキュー!!』は、もともとバレーボールをしていたときに出会ったアニメで。本当はアタックを打ちたかったんですけど身長がなくて、セッターっていうポジションだったんです。でも『ハイキュー!!』に出会った時に、“セッターって司令塔じゃん! セッターがいなきゃ成り立たないじゃん!”と思って、自分のポジションに誇りを持つことができたんです。『フルーツバスケット』は初めて出会ったジャンルのアニメ。干支を使っているのが本当に新鮮で。最初は昔のアニメなのでどうかな?と思ったら面白すぎて!ファンタジーなんですけど、それぞれのキャラクターが抱えていることがあって、それを主人公が年を重ねるごとに解決していくのが魅力的で、すごく好きなアニメです」
【各賞受賞者】
最優秀賞:中村佳稟(なかむら・かりん/中等教育学校5年生/北海道)
優秀賞:木原夢菜(きはら・ゆな/高3/福岡県)
優秀賞:チュ・ミンヒョン(韓国)
■インターナショナルカテゴリー
優秀賞:チュ・ミンヒョン(韓国)
優秀賞:本木セガン オリヴィア(フランス)
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