南海キャンディーズ・山里亮太、オードリー・若林正恭による「たりないふたり」が、2日の収録で4年半ぶりの復活を果たした。日本テレビ系で『たりないふたり2025』として、12日・19日の2週連続で放送される（深0：30）。復活を記念して、TVerにて過去の「たりないふたり」「もっとたりないふたり」の配信が決定。8日正午から過去作の配信がスタートした。

【写真】2人ともいい表情！山里＆若林「たりないふたり」11年ぶり“打ち上げ”

　2012年に日本テレビ系深夜枠にて全12回放送された「たりないふたり－山里亮太と若林正恭－」では、キラキラした芸能界への妬み嫉みや、リア充な人たちへの妬み嫉みを一切隠すことなく漫才に昇華。14年「もっとたりないふたり －山里亮太と若林正恭－」では、メディアでの活躍を増やしてもなおたりていない2人が再び12回にわたって、秘蔵のネタ帳を公開したり黒歴史な過去をさらけ出したりと、視聴者に勇気を与えるたりなさぶりを披露した。

　そんな2人の人気を受けて、同年、アーティストの聖地・渋谷公会堂（LINE CUBE SHIBUYA）にて「たりふた SUMMER JAM ’14 ～山里関節祭り～」を開催。番組内で若林が山里をイジりたおした末に生まれた奇祭“山里関節祭り”にて、山里が神輿に担がれる様は必見。そして2019年、たりないふたりにとんでもない変化が起こる。

　番組内で、有名俳優たちとの妄想恋愛を繰り広げ、幸せそうなカップルたちを罵倒していた山里が、蒼井優と結婚。同年、「さよなら たりないふたり」を開催し、2人が一切会わないままのぶっつけ本番で漫才を披露。笑いとともに本音をぶつけ合った。その後、若林も結婚し、メディアでの活躍もうなぎのぼりの中、2020年「たりないふたり 2020 ～春夏秋冬」では、2人の微妙な変化から目が離せないやりとりが満載。そして、コロナ禍の2021年に「明日のたりないふたり 特別版」で2人は、「潜在異色」を行っていた聖地ともいえる北沢タウンホールで無観客ライブ開催し、解散を宣言。見逃し配信を含めると5万5000人を超える視聴者数を記録した。

　たりないふたりは、2009年にお笑いライブ『潜在異色』で生まれ、2012年『たりないふたり』、14年『もっとたりないふたり』、19年『さよならたりないふたり』、20年『たりないふたり2020～春夏秋冬～』と題した日本テレビ深夜番組やライブを通じて漫才を披露してきた。21年5月31日『明日のたりないふたり』をもって、12年におよぶコンビ活動を終了＝解散した。

　2023年にはKing ＆ Princeの高橋海人（※高＝はしごだか）が若林正恭、SixTONESの森本慎太郎が山里を演じる日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』も放送されるなど、解散後も話題を振りまいてきた。

　解散から4年以上が経過し、山里は芸人活動も精力的に行う一方、23年からは日本テレビ系『DayDay.』（前9：00）で“朝の顔”になった。若林も、24年に『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』を行い、5万3000人のリスナーが集い、ライブビューイングと配信を含めると合計15万6707人を熱狂させた。

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