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YOSHIKI、タイ・インドネシア洪水被災者へ寄付 総額約3000万円を東南アジア支援に

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2025-12-04 18:31
YOSHIKI、タイ・インドネシア洪水被災者へ寄付 総額約3000万円を東南アジア支援に
YOSHIKI、タイ・インドネシア洪水被災者へ寄付
 YOSHIKIが、東南アジアを襲った豪雨による洪水被害を受け、タイおよびインドネシアの被災者支援として計10万ドル(約1500万円)を寄付した。現地時間4日、自身が設立した米国の非営利公益法人「Yoshiki Foundation America」を通じて発表されたもので、タイ赤十字社とインドネシア赤十字社にそれぞれ5万ドル(約750万円)ずつ寄付される。

【写真】サウジアラビアの古墳が真紅に染まる…YOSHIKIの公演の様子

 両国では、行方不明者の捜索や救助活動が続く中、多くの地域で対応が難航しており、数千世帯が避難を余儀なくされている。YOSHIKIは「多くの方々が家を失い、生活が一変してしまった現状を見て、自分にできることを少しでも形にしたいと思いました」と心情を述べ、「大切なコミュニティが苦しんでいるのを傍観することはできません」と続けた。

 今回の寄付は、11月26日に発生した香港の高層マンションでの大規模火災支援として、香港赤十字社に10万ドル(約1500万円)を寄付したことに続くもので、YOSHIKIによる東南アジア地域への災害救援支援の総額は20万ドル(約3000万円)に達した。

 YOSHIKIは、2011年にX JAPANとしてタイ・バンコクでアリーナ公演を開催した際にも、現地支援として寄付やチャリティオークションを実施してきた。こうした活動は、YOSHIKIが30年以上にわたり取り組んでいる国際的人道支援活動の一環であり、高く評価されている。

 過去には2008年の中国・四川大地震の際に被災地を訪れ、楽器の寄贈や子どもたちの招待を行ったほか、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震などにも継続的な支援を実施。近年では、2025年のロサンゼルス山火事支援(約7700万円)、2024年の能登半島地震(5000万円)、台湾地震(1000万円)への支援などを行っている。

 また、災害支援以外にも、メンタルヘルスに課題を抱える音楽クリエイター支援として2021年に音楽チャリティ団体「MusiCares」へ1000万円以上を寄付したほか、ウクライナ危機に際しては、国際移住機関(IOM)に3度にわたって合計約3000万円を寄付している。

 こうした社会貢献活動の功績が認められ、2019年にはForbes Asiaの「最も優れた慈善家30人」に選出。2021年には国立国際医療研究センターへ1000万円を寄付するなどの活動実績から紺綬褒章を受章し、2025年には「TIME100 世界で最も影響力のある人物」に日本人ミュージシャンとして史上初めて選ばれた。

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