エンタメ
2025-10-16 18:09

「次世代の映画監督の育成」を掲げる「第2回東京インディペンデント映画祭」で、審査員長・藤井道人、特別審査員・綾野剛らの選出によりグランプリを受賞した短編作品を、藤井のプロデュースで長編化した『東京逃避行』が、2026年初春に公開されることが決定した。
【画像】寺本莉緒、池田朱那のビジュアル
秋葉恋監督の長編デビュー作となる本作は、短編を基に新たに紡がれた物語で、2023年12月以降に青少年健全育成条例に基づき、警視庁によって新宿・歌舞伎町の"トー横"が封鎖され、トー横に集っていた少年少女たちが、居場所を求めてもがき、さまよう姿を描く。
秋葉監督は、7歳より映画製作を始め、『残されたもの、残せるもの、』で高校生映画甲子園にて最優秀監督賞を受賞。現在、BABEL LABELの新レーベル「2045」に所属している。
自身の体験をもとにした完全オリジナル脚本で臨んだ本作について、「私自身が体験した歌舞伎町での出来事を通して、初期衝動のような願いをこの作品に込めました。撮影中、全員がその想いを背負ってこの街で生きていました」とコメントしている。
主人公の高校生・飛鳥を演じるのは、Netflixドラマ『サンクチュアリ―聖域―』で注目を集めた寺本莉緒。家庭にも学校にも居場所を見いだせず、憧れと逃避心を抱えて歌舞伎町へ向かう少女を演じる。「たった一日の出来事ですが、弱さや強さ、そして希望が詰まっています。今を生きるすべての人に、この目線で感じてほしい物語です」と語る。
田舎を飛び出してトー横で暮らし、界隈から人気を集めているネット小説「東京逃避行」の作者・日和を演じるのは、NHK連続テレビ小説『虎に翼』(24年)やNetflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン3などに出演している池田朱那。「家や学校に居場所のない子どもたちはどこで生きていけばいいのか。誰を信じればいいのか。子どもたちの心に寄り添ってもらえる時間になったらいいなあと思います」とコメントしている。
制作を手がけるBABEL LABELは、日台合作映画『青春18×2 君へと続く道』(2024年)や映画『正体』(24年)を手がけた映画監督の藤井を筆頭に、映画『帰ってきた あぶない刑事』(24年)の原廣利、藤井とともにNetflixシリーズ『イクサガミ』(25年)の監督を務めた山口健人など気鋭のクリエイターが所属しているコンテンツスタジオ。
今回、エグゼクティブプロデューサーとして作品を支える藤井は「秋葉恋という一人の才能が生んだこの映画が、たくさんの方々の目に触れ、いつかその輪が大きくなり、“時代”を作ってくれることを願ってプロデュースに参加しました。彼らにしか表現できない熱や衝動を体感してもらえる映画になっていると思います」と期待を込めた。
解禁されたティザービジュアルには、ネオンの街・歌舞伎町を駆け抜ける二人の少女の姿が印象的に描かれている。「一緒に逃げよ」というコピーとともに、痛みと希望が交錯する青春の瞬間を捉えたビジュアルとなっている。
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