エンタメ
2025-09-19 14:00

俳優の窪塚洋介と松田龍平がダブル主演を務める、豊田利晃監督の最新作『次元を超える』の映画版ショートPVが公開された。エンディングテーマには、チバユウスケさんが率いたThe Birthdayの楽曲「抱きしめたい」が起用されており、同作の世界観と共鳴する珠玉のコラボレーションが実現した。
【動画】チバユウスケさんの歌唱シーンも『次元を超える』ショートPV
10月17日よりユーロスペースほか全国順次公開となる同作は、孤高の修行者・山中狼介(窪塚)と謎の暗殺者・新野風(松田)が、時空を超えた壮大な旅を経て対峙するという物語。共演には千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、東出昌大、板尾創路、祷キララ、窪塚愛流(声の出演)らが名を連ねる。
今回公開されたショートPVは3種類で構成されており、いずれも豊田監督が自ら編集を手がけた。映像は本編の一部に加え、2022年12月に行われた中野サンプラザでのThe Birthdayライブ映像を組み合わせたものとなっている。
「抱きしめたい」のイントロに乗せた『阿闍梨と葉巻編』では、千原ジュニア演じる宗教家・阿闍梨の不敵な表情を中心に、狼介、新野、野々花(芋生悠)ら主要キャストが登場し、ラストにはライブ映像が挿入されている。
1番サビに合わせた『狼介と新野編』は、雨の山道を進む狼介と、血まみれで歩く新野の姿が対比的に描かれ、やがてステージ上のチバさんの熱唱シーンへと展開。3番Aメロに合わせた『地球と宇宙編』では、「SF映画/地球は/助かった/今頃エイリアン」といった歌詞と宇宙映像がリンクし、チバさんの穏やかな歌声が響くライブ映像が挿入されている。
エンディングテーマとなった「抱きしめたい」は、2017年に発表されたThe Birthdayの楽曲で、ライブでも人気の高い一曲。ブルースやガレージロックをルーツとするサウンドに、チバさんの魂のこもったボーカルと「愛」と「闘い」を融合させた歌詞が特徴的だ。
豊田監督はコメントで「いざ『次元を超える』ができあがったとき、『抱きしめたい』を映画の最後に流してみると、映画が語り切れていないところまで、この曲が語ってくれている気がした」と語り、「“愛”の要素を、チバくんが代わりに歌ってくれている気がした」と想いを明かしている。
かつて『青い春』では、同じくチバさんが率いたミッシェル・ガン・エレファントの「ドロップ」をエンディングに、『I'M FLASH!』ではチバさんらによるスペシャルバンドが主題歌を担当するなど、豊田監督とチバさんのコラボレーションは長年にわたり続いてきた。今回の『次元を超える』でもその絆は健在であり、単なる主題歌を超えた、映画と音楽の共鳴をスクリーンで体感できる内容となっている。
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今回公開されたショートPVは3種類で構成されており、いずれも豊田監督が自ら編集を手がけた。映像は本編の一部に加え、2022年12月に行われた中野サンプラザでのThe Birthdayライブ映像を組み合わせたものとなっている。
「抱きしめたい」のイントロに乗せた『阿闍梨と葉巻編』では、千原ジュニア演じる宗教家・阿闍梨の不敵な表情を中心に、狼介、新野、野々花(芋生悠)ら主要キャストが登場し、ラストにはライブ映像が挿入されている。
1番サビに合わせた『狼介と新野編』は、雨の山道を進む狼介と、血まみれで歩く新野の姿が対比的に描かれ、やがてステージ上のチバさんの熱唱シーンへと展開。3番Aメロに合わせた『地球と宇宙編』では、「SF映画/地球は/助かった/今頃エイリアン」といった歌詞と宇宙映像がリンクし、チバさんの穏やかな歌声が響くライブ映像が挿入されている。
エンディングテーマとなった「抱きしめたい」は、2017年に発表されたThe Birthdayの楽曲で、ライブでも人気の高い一曲。ブルースやガレージロックをルーツとするサウンドに、チバさんの魂のこもったボーカルと「愛」と「闘い」を融合させた歌詞が特徴的だ。
豊田監督はコメントで「いざ『次元を超える』ができあがったとき、『抱きしめたい』を映画の最後に流してみると、映画が語り切れていないところまで、この曲が語ってくれている気がした」と語り、「“愛”の要素を、チバくんが代わりに歌ってくれている気がした」と想いを明かしている。
かつて『青い春』では、同じくチバさんが率いたミッシェル・ガン・エレファントの「ドロップ」をエンディングに、『I'M FLASH!』ではチバさんらによるスペシャルバンドが主題歌を担当するなど、豊田監督とチバさんのコラボレーションは長年にわたり続いてきた。今回の『次元を超える』でもその絆は健在であり、単なる主題歌を超えた、映画と音楽の共鳴をスクリーンで体感できる内容となっている。
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