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仕込みが大バズり!伊織もえ、“コミケのルール”の中で挑んだ驚きのコスプレ「実際に撮ってみたら…」

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2025-08-23 11:00
仕込みが大バズり!伊織もえ、“コミケのルール”の中で挑んだ驚きのコスプレ「実際に撮ってみたら…」
「コミックマーケット106」に参加した伊織もえ 撮影:大野代樹 (C)ORICON NewS inc.
 16日と17日の2日間にわたり、東京ビッグサイトで同人即売会「コミックマーケット106(以下、C106)」が開催された。X(旧Twitter)のフォロワー150万人超の人気コスプレイヤー・伊織もえは、AIチャットボット「Grok」の美少女キャラクター・Aniのコスプレで参加。伊織にインタビューを敢行し、衣装への強いこだわりを聞いた。

【写真】よく見ると…?驚きの大胆コスプレを披露した伊織もえ

――まず、Aniのコスプレをしようと思った理由から教えてください。

Xを日頃から使っているので、Aniちゃんが登場したときにタイムラインにたくさん流れてきて「かわいい!」って一目で思ったんです。ここ最近で1番印象に残ったキャラクターだったので、コスプレしたいなと思いました。ただ、好感度を上げると衣装チェンジがあって、その衣装はさすがにコスプレ広場には出られないなと思って…。でも、やっぱりコミケには1番ワクワクするキャラクターで行きたいし、夜中まで衣装を作ってでも参戦したいくらいの気持ちで臨みたい。だから、今回はむしろ「コミケのルールの中でコスプレをする」という、ちょっとした挑戦かもしれないと思ったら、すごく楽しくなって。この想いのもと、GrokのAniちゃんを選びました。

――この衣装を用意するのにはどのくらいの時間がかかりましたか?

衣装の制作は、コミケなどでもスペースを手伝ってくれるぴろり菌ちゃんというかわいい女の子にお願いしました。そしたら、3日後くらいに「できちゃった…」と連絡が来て(笑)。衣装の形自体はそのときに完成したのですが、ここからどう「コミケのルール」に合わせてみんなをびっくりさせるかを相談して、ぴろり菌ちゃんといろいろなアイデアを出しながら加工していきました。

――ウィッグのこだわりは?

Aniちゃんのふわふわな髪の毛を再現するためにボリュームを増やして、自分でカットしました。色味の違うものを2つ用意していたんですが、まず1つ目は少し白味がある金髪ウィッグです。Aniちゃんがスマホの画面に表示されるとき、モヤ~っとしたエフェクトと拡散する光が入っているので、その状態を再現する用。もう1つは夏コミといえば炎天下なので、太陽の光が当たる前提の濃いめの金髪ウィッグで、今回は後者を使いました!2つカットしたのに使わないのはもったいないので、使わなかったウィッグはスタジオなどで撮影するときに使いたいと思っています。

――衣装全体のお気に入りポイントは?

コミケに参加した人じゃないとわからないのですが、コスプレ更衣室を出るときにコスプレ経験がありそうなコミケスタッフさんがしっかり「この衣装は大丈夫か」をチェックするんです。特に下着が出てたり、ヌーブラがそのまま見えていたりする衣装は更衣室から出ることができません。Aniちゃんのこの衣装でも「問題ない」と言ってもらえるように、胸の肌色に見える部分は自分の肌色と合うようにぴろり菌ちゃんが頑張って調整してくれて、お仕事でやったときに考えたアイデアを使って、パッと見は地肌に見えるように工夫もしました。

アンダーは布を3枚重ねて「肌は見えないけどボトムの影だけわかる」という状態にしました。その下はストッキングと見せパンです(笑)。背中の露出面積もちょっと気になったので、衣装を邪魔しないように大きいリボンを取り付けて背中の地肌がそこまで気にならないようにしました。あとは、Aniちゃんの衣装の再現性を壊さない程度に、各パーツの面積を少しずつ大きくしたりして、最終的にニーハイなどを合わせると布面積の多い衣装にまとめることができました。「でも、そんな感じがしない」というところが、とてもこだわったポイントです。

――大勢の方から撮影を求められていました。撮影されるとき、意識していることはありますか?

今回は頑張って早い時間に出られたので、スタッフさんの許可をもらって囲み(複数のカメラマンが被写体を囲んで撮影するスタイル)をすることができました。撮りに来てくれる人が不平等にならないように気をつける、ということが1番意識していることかもしれません。列の後ろの方にも目線の順番が回るように、1カットをテンポよく、左右・中央と目線を配り、歩く。同じ人が何度も撮るより「みんなが1枚ずついい写真」を目標にしています。周囲の通行と安全確認は最優先です。

――長年コスプレイヤーとして活動されています。デビューを決めたきっかけをお聞かせいただけますか。

もともと家族がみんなオタクで、小さい頃からアニメを見たり、漫画を読んだり、アニソンを聴いたりとオタクとして過ごしていたんです。コスプレを始めるきっかけとなった出来事は、両親に連れてきてもらったコミケで「自分の好きなキャラクターのコスプレをする」という文化に触れたからだと思います。ちゃんとコスプレをするようになったのは先のお話なのですが、いつかやってみたいなとずっと思っていました。

――体型維持やスタイルづくりで普段から取り組んでいることはありますか?

普段から姿勢と呼吸を意識しています。あとは軽い筋トレをコツコツやったり。お仕事でグラビアをやらせていただいているので、自分の中に最低ラインみたいなものがあって、そこを下回らないパフォーマンスを常に気にしている気がしますね。

――衣装、キャラに合わせて「ここは特に鍛えてる!」というパーツはありますか?

ウエストは日常の中でも常に意識して力を入れていたり、ちょっとしたトレーニングをしてくびれを作るようにしています。私の体型だと、衣装を普通に着るとフィットしなかったりするのですが、ウエストを作って三角ラインを意識してポージングをするときれいに撮れるので、ウエストのくびれはかなり大事だと思っています。

――撮影前日のルーティーンはありますか?

撮影前は塩分・水分のバランスを意識して、むくみ対策をしています。食事は少なめ、ビタミンを摂る、そして保湿多めのスキンケアをした後、消化の良いものを適量摂って早めに寝る、ですね。最近は、全ての持ち物を事前に詰めておくようにしていて、朝は必要なものだけを持ってすぐに出かけられるようにしています。目の下のクマが目立っちゃうので、できるだけ7時間以上は寝たくて……!

――最後に、今回のコスプレが大きくバズったことについて一言。

今回の衣装は、作っている段階から「遠くから見ると肌が出ているように見えるけれど、実際に撮ってみたら布だった!」という“オチ”を仕込めたのがすごく楽しかったんです。最初は「コミケのルール的に大丈夫なの?」と心配されることも多かったのですが、実際に工夫だとわかっていただけると「なるほど!すごい!」と褒めてもらえて、それがとてもうれしかったですね。コミケは、みんなが思い思いの「好き」を持ち寄る、まさに表現の自由と多様性が息づいている空間だと思っています。子どものときにコミケに連れて来てもらってその空気に触れてからコミケが大好きですし、今でも自分で作品を撮って印刷して自分の「好き」を持っていく場所なので、この日には仕事を入れないです。

だからこそ「露出が多いからダメ」や「露出が少ないから正解」という単純な線引きではなく、ルールを守りながら自分なりに工夫して「好き」を形にして持っていくことに価値があると思うんです。みんなが参加者という理念の通り、ルールの中での多様な表現が尊重されるからこそ、参加する人それぞれの価値観でいいし、個性やセンスでいいと思っています。どんなアプローチも、ルールの中で「好き」をちゃんと表現している時点ですてきだなと感じます。

そこに対してあーだこーだ言われてしまうことは、SNS時代として避けて通れない部分だと思います。でも最近は、ちょっとしたきっかけで誹謗中傷が広がり、それが深刻な事件につながってしまうことも少なくありません。コミケという場は「好き」を隠さず持ち寄れる場所だと思うんです。私自身も、ここでの経験や皆さんの声に救われることがたくさんありました。ここはみんなが安心して「好きだ!」って言える場所であってほしいし、認め合って楽しめる空間であり続けてほしいです。

▼コミックマーケット
コミックマーケット(通称コミケ)は、同人誌を中心に自主制作の漫画・小説・ゲーム、音楽やグッズなどが集う日本最大級の即売会。作り手と読み手が直接交流できる場として1975年に始まり、現在は東京ビッグサイトで夏・冬の年2回開催。コスプレエリアや企業出展、コスプレイヤーやグラビアアイドル、漫画家によるサークル出展もあり、C106には2日間で25万人が来場した。

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