
2024年12月にデビューした「sis(シス)」。日韓合同のオーディション番組の準決勝以上を勝ち抜いたメンバーで構成された、ガールズユニットです。
【写真を見る】【独自】sis「愛のバッテリー」が大バズリ 「湧き上がる哀愁・怨念」「びしょ濡れになりながら、あなたが好きです」制作秘話を公開
メンバーは、K-POPアイドルに憧れ、韓国では練習生として活動していたリーダーのMAKOTO.(マコト)さん。
18歳からキャバレーで歌い続けたクラブシンガー、太良理穂子(たら・りほこ)さん。
幼少期から歌手を目指し、ギターの弾き語りでライブ活動を行ってきた、かのうみゆさん。
音大在学中からアイドルとして活動してきた、あさ陽(ひ)あいさんの、四人で活動を行っています。
デビュー曲「愛のバッテリー」は、2009年に韓国の歌手ホン・ジニョンが歌った名曲の日本語カバー。
その公式ダンス動画が、TikTokで100万回再生され、大注目の大バズリ!今回、注目を集めるsisを独占取材!sisの魅力をたっぷりと伺います。
韓国でK-POPと人気を二分する "大衆歌謡” ジャンル・「トロット」のオーディション番組から発掘された「sis」。そんな四人に音楽活動を始めたきっかけを伺ってみると…
◆MAKOTO.さん:
「K-POPアイドルになりたくて、高校卒業してすぐ韓国に行って20代前半はずっと韓国で練習生活をしていて。日本に戻ってきていろいろ活動させていただいてはいたんですけど、トロットって音楽ジャンル自体は韓国に住んでたので知ってはいたので、本当たまたま何かオーディションないかなって自分で探してたときに、面白そうだなと思って受けたのがきっかけですね。」
◆太良さん:
「私はもうずっとクラブシンガーって夜歌う仕事を、18歳からナイトクラブ、昔でいうキャバレーみたいな感じのころで歌う仕事始めて、たまたまトロットのオーディションを、歌ってたお店のお客様にこういうオーディションがあるよって紹介していただいて、教えてもらって受けてみようかなって思って、昭和歌謡ももともと歌ってたので今に至るって感じです。」
◆かのうさん:
「10歳のときにギターを持ってオリジナル曲を作り始めて、音楽活動はもうずっとストップせずに生きてきたんですけど…一回、自分がすごく嫌いに歌も嫌いなときがあっちゃって。そのときにTikTokで歌謡曲をすごい自分で歌い始め、なんかその時に歌謡曲いいなって思い始めて、オーディションの運営さんからDMをいただいて、受けてみない?から始まって、オーディションにたどり着いてから、なんか気づいたらこんな感じに。」
◆あさ陽さん:
「小学校のときに地元のミュージカルに出演して。そこで元宝塚の方との共演ができるミュージカルだったんですね。そこで憧れて、音楽大学に入ったんですけど、お客さんと触れ合う機会が欲しいなと思ってアイドルになろうと思ったんですよね。急なんですけど!…で、在学中にアイドルになりまして。そのままアイドル活動を一昨年まで続けてたんですけど、祖父の影響でもともと私、昭和歌謡とか演歌が大好きだったんですね。自分も長く歌える存在になりたいなって考えたときに、このジャンルで歌っていきたいなって思って、アイドル卒業を決意して、卒業して応募させていただいたって感じです。」
ジャンルも経歴も全く異なる4人のデビュー曲、「愛のバッテリー」は、韓国の音楽ジャンル「トロット」の代表曲。その日本語カバーを歌うと知ったときの感想を伺ってみると…
◆MAKOTO.さん:
「私は、もうその楽曲がヒットしてたときに、もう韓国にいたので、まさかこの楽曲を私達がやるんだっていう新しい驚きはありました。やっぱ1回聞くと頭から離れなくなっちゃう中毒性のあるメロディーなので。」
◆太良さん:
「ダンスとかも、サビの部分が一緒にできる。」
◆かのうさん:
「ダンスも結構簡単ですもんね。」
◆MAKOTO.さん:
「みんなが真似しやすい振りになって。」
◆かのうさん:
「もう秒で覚えられるんじゃないかな。」
◆MAKOTO.さん:
「TikTokとかも真似して踊ってくださる方がたくさん増えて。」
◆かのうさん:
「本当にそれ見ると、日本各地いろんなところで踊ってました。老若男女。」
sisの「愛のバッテリー」は訳詞とディレクションをミュージシャンのヒャダインさんが担当。実は、それぞれ歌うときのキャラクター設定があったそうで…
◆全員:
「ありました。みんなそれぞれ。」
◆太良さん:
「異国情緒な女性。私の歌詞の部分、恋のUSB-Cって歌詞があって、その歌詞の部分を普通にUSB-Cって歌ってたんですよ。だけど、すいませんみたいな…違いますみたいな、言われて。恋のUSB-Cでって発音よくお願いします。」
◆太良さん:
「一応、日本人なんですけど異国情緒でやらせてもらってます。」
◆MAKOTO.さん:
「(かのう)みうとかもそのままでいいよって言われて。」
◆かのうさん:
「私一番薄いと思ってるんですけど、私結構ストレートにそのままロックに歌う。よく言われるのがレーザービームみたいだねって言われる。ストーンって出す。君はそのままでいいからロックに強い女でいてくれって感じで。」
◆MAKOTO.さん:
「私もわりとそのままだったんですけど、オーダーいただいたのは、恨みの多い女です。もう心の底から湧き上がる、哀愁・怨念のその間みたいなのを表現してほしいって言われて。怨念?って思いながらやってましたね。」
◆あさ陽さん:
「私はですね、ヒャダインさんに言っていただいたのが、雨の中、傘もささずにつっ立ってるような愛の重い女で歌ってくださいって言われたんですよ。あなたが好きです〜。最後にちょっと音が止まるところがあるんですけど、そこでびしょ濡れになりながら、あなたが好きですよっていう感じ。好きですって気持ちで歌ってます。」
◆MAKOTO.さん:
「歌いやすかった。そこまで細かくおっしゃってくれたおかげで逆にやりやすかった。」
そんなsisのみなさん、4月にも新曲を発表するとのことで…
◆MAKOTO.さん:
「タイトルが『DING DONGください』っていうタイトルなんですけど。インターホン押す音を表現しているのがDING DONG。楽曲的には、何かそんな心のチャイムを押してくださいみたいな意味合いも込めつつ、また今回もヒャダインさんに楽曲プロデュースをしていただいたものになってます。」
◆あさ陽さん:
「振り付けも、これも真似できるんじゃないですか?」
◆MAKOTO.さん:
「愛のバッテリーも1回聞いたら耳から離れない、頭から離れないって楽曲だったんですけど、今回の『DING DONGください』も、多分同じく1回聞いたら、もうずっとそれが流れると思います。」
◆かのうさん:
「振り付けかわいいよね。」
◆太良さん:
「かわいいと、ちょっとセクシーが混じった感じ。」
最後にsisのみなさんに、今後挑戦してみたい事と目標について伺いました!
◆太良さん:
「私達はヴィンテージソングを歌い継ぐみたいな感じなので、私的にはその洋楽で、何かオールドアメリカンポップスをもうちょっと増やしたいなって思います。」
◆かのうさん:
「韓国でも日本でも、今すごく番組に出させてもらったりしてて、韓国のお客さんもすごくいるので、何か韓国の曲をやっぱ今すごく歌いたいかなとか思ったりしますね。K-POPとか歌いたい。」
◆太良さん:
「2000年ぐらいのK-POPをカバーするとかはそれは全然ある。」
◆あさ陽さん:
「私はですね個人的に盆踊りがすごく好きなんですけど、その盆踊りの曲が歌いたくて、何々ばやしとか、何々音頭っていうのを歌って、全国の盆踊りで…歌い回りたいなっていうのが密かな夢です。ハワイ音頭っていうのがあるんですね。」
◆太良さん:
「ライブとかで、そういうのも入れるのもありかもしれない。面白いと思う。」
◆MAKOTO.さん:
「まあ期間限定なら!」
◆MAKOTO.さん:
「カバーももちろんありがたいですし嬉しいんですけど、本当にオリジナルって言えるものを作っていきたいなと思うのと、やっぱりせっかく色んな国のヴィンテージソングを歌い継ぐというコンセプトもあるので、自分たちが知らない楽曲とかを自分たちなりに探してみたり教えていただいたりしたものを、自分たちのカラーで表現して歌えるグループになれたらいいなと思ってます。」
【担当:芸能情報ステーション】
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