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【みうらじゅん】 “チャックは努めて開いていた方が良い” アウト老への道を説く

エンタメ
2025-04-19 18:11

イラストレーターでマルチタレントのみうらじゅんさんが、「アウト老のすすめ」(文芸春秋)出版記念イベントに出席しました。本書は「週刊文春」の人気連載コラムをまとめたもので、発売前の重版も決定した人気ぶりです。
 


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みうらさんは、タイトルにもなっている「アウト老」の定義について、“還暦前に自分の身体に「老いるショック」を感じたけど、「老い」を考えても「しょうがないこと」。なので「しょうがない」事には「しょうもないこと」をぶつけようと、思いついたのが(若作りならぬ)「老け作り」をした” と切り出しました。“実年齢よりも老けて見えるように心掛けた。若作りしてもバレるから”と、逆転の発想に至ったことを明かしました。

 




しかし、“ぼく残念なことに、あまり白髪がなくて…”と悩みを白状。“ヒゲを伸ばしたら大量に白髪があって「しめた!」と思ったね” と笑い、“それが「はみだし老人」というか、僕の目指す「アウト老」っていう、「しょうがないな~」っていう人になることを書いていたエッセーをまとめたものです”と、説明しました。 

 




そして“年をとるとシリアスに考えがちだけど、考えてもしょうがない事、それは「しょうがないこと」の思うつぼだから、そうならないようにこっちは「しょうもない」ことを必死で考えてぶつけていくのが自分にあったやり口です”と、独自の思考を明かして笑わせました。

 


また自身の身なりを指しながら、“完璧におかしいじゃないですか?DS状態じゃないですか。「どうかしてる状態」と言っていますが、そこに自分を崖っぷちに追い込んでいくのが一番大切ですね”と語り、“真面目、不真面目を決める段階で真面目。真面目は病気だからね。他人に対しては真面目に接したほうがいいけど、自分に対しての真面目なのは、何の役にも立たないからね。老後は特にいらない。それを続けたら、介護なんてしてもらえない人になるから”と、独自の論を披露。

 





“すぐにはなれないだろうけど、なんなら自分の真面目ぶりを笑えるようにならないとね。客観視が大切。できれば笑ってもらおうという気概がないと。だから今日のこの場に立つとしたら、出来ればズボンのチャックが開いていた方がいい。努めて開いていた方がいいと、そういうところからやってみたらいい”と「アウト老」への道を説いていました。

 




また、アウト老について当てはまる人を訊ねると、“僕は「比較三原則」を掲げていて、他人、親兄弟、過去の自分と比べると一気に不幸になるだけなので、そういう事を排除していくのが一番いいと思います”と幸せになるコツを伝えていました。


【担当:芸能情報ステーション】


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