E START

E START トップページ > ニュース > 総合 > 「文章に対する対応については適切だった」兵庫県の斎藤知事 最後の“証人尋問” 百条委員会に出頭 最終報告取りまとめは来年2月めど

「文章に対する対応については適切だった」兵庫県の斎藤知事 最後の“証人尋問” 百条委員会に出頭 最終報告取りまとめは来年2月めど

総合
2024-12-25 18:22

兵庫県の斎藤知事によるパワハラなどの疑惑が文書で告発された問題。きょう、県議会の委員会で、知事らへの最後の証人尋問が行われました。


緊張した面持ちで入ってきた兵庫県の斎藤元彦知事。午後3時、問題を調査する百条委員会に出頭しました。


兵庫県 斎藤元彦 知事
「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、何事も付け加えないことを誓います」


今年3月、元県民局長が知事のパワハラなどの疑惑を告発した文書を作成し、配布しました。これに対し、知事は…


兵庫県 斎藤元彦 知事(今年3月)
「不満があるからと言って、業務時間中にうそ八百を含めて文書を作って流す行為は公務員として失格ですので」


県は、元県民局長を懲戒処分にしました。


しかし、県議会は内容に一部事実が含まれるとして百条委員会を設置し、文書の内容や告発文を「公益通報」として扱わず、告発者探しを行った点などについて調査しています。


斎藤知事は、告発文は「公益通報」には該当せず、県の対応に問題はなかったとする従来の回答をきょうも繰り返しました。


兵庫県 斎藤元彦 知事
「文章に対する対応については適切であったと、県当局、県の弁護士とも相談しながらやっているので、全体としては問題なかった。(元県民局長の)聴取の中で、うわさ話を集めて作成したと本人が言っている。外部通報の保護要件である“真実相当性”を満たさない」


また、設置を進言されたという第三者委員会については…


兵庫県 斎藤元彦 知事
「懲戒処分に該当する可能性のあることだから、今回は人事当局が内部調査をするのが適切だと、むしろ進言を受けたというのが私の記憶です」


そして、パワハラ疑惑については…


兵庫県 斎藤元彦 知事
「業務上必要な範囲で指導等をしたスタンスでいます。風通しのいい職場づくりをしていくことが大事。私自身がもっと言葉で感謝の気持ちを伝えたり、職員とのコミュニケーションをしっかりやっていく」


きょうが最後の証人尋問で、百条委員会では来年2月をめどに最終報告を取りまとめる予定です。


【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ