東京都心はきょう、今季一番の寒さとなっています。各地で“冬の風物詩”も観測され、冬の足音が刻一刻、近づいてきています。
けさ姿を見せた、冬の使者。愛媛県大洲市で今季初めて観測された「肱川あらし」です。
大洲盆地でできた霧が風に乗り、肱川に沿って流れる珍しい現象で、観測史上最も遅い発生です。
お隣の伊予市では、こども園の年長さん17人が寒さ対策をしてみかん狩り。収穫したみかんはお土産に持って帰ります。
こども園の園児
「(Q.誰と食べたい?)友達とかママとかパパとか」
一方、東京では冷たい雨が。都心は最低気温5.5度と、今季一番の冷え込みとなりました。
朝の通勤客(40代)
「いまの時期に真冬のマックスのダウンを出すのは気が引けたんですけど、最終兵器を出さないともたないなと思いました」
「真冬のマックス」かどうかは人それぞれですが、街では冬の装いが多く見られました。沖縄から仕事で来たばかりというこちらの女性は、「きょうの寒さは桁違い」と苦笑い。
朝の通勤客(20代)
「もう全然違って、沖縄だといま(最高気温が)26~27度とかですよね。朝も全然起きられなくて、(布団から)30分くらい出られなかった」
紅葉の名所も、きょうは“冬の寒さ”です。
記者
「神宮外苑のイチョウ並木です。イチョウの葉が色づき綺麗ですが、かなり寒いです」
会社員(20代)
「秋がだんだんなくなっているなと思う。いきなり夏から冬にとんだ感じがします」
「秋あったかなというくらい。着たい服あったのに」
ちなみにこの女性は寒さ対策として、脚にカイロをしのばせて来たそうです。
この寒さ、きょうがピークということですが、関東から東海の雨はあす朝まで断続的に続く見込みです。
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