中国の習近平国家主席は、G20=主要20か国の首脳会議で演説し、「単独主義と保護主義に反対すべきだ」と主張しました。
演説で習近平国家主席は、「アメリカ・ファースト」を掲げるアメリカのトランプ次期大統領を念頭に、「我々は単独主義と保護主義に反対すべきだ」と訴えました。別の演説では「多国間主義と国連を中心とする国際システムを堅持すべきだ」と主張し、アメリカに代わる国際社会のリーダーとして中国の存在感をアピールしました。
一方、中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は会談し、両国の戦略的関係について協議しました。王毅外相は、中ロにおける包括的戦略協力の推進を提唱し、「世界の多角化のために、より大きな役割を果たすべきだ」と主張。ラブロフ外相は「ロ中関係はかつてないほどのハイレベルにある」と応じ、「世界の平和と安定を共同で守るべきである」として、多国間主義の堅持を主張しました。
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