「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家男性が殺害された事件の裁判。捜査を担当した警察官が、男性と被告である元妻、双方の所有物から覚醒剤反応が出たと証言しました。
須藤早貴被告(28)は6年前(2018年)、夫で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家・野崎幸助さん(当時77)に何らかの方法で致死量の覚醒剤を摂取させ、殺害した罪に問われています。須藤被告は無罪を主張しています。
きょうの裁判には、当時、事件の捜査を担当した和歌山県警の男性警部補が証人として出廷。野崎さんの自宅を調べたところ、野崎さんが着用していたワイシャツや使用していた歯ブラシ、コップなどから、覚醒剤がごく微量検出されたと証言しました。
また、東京都内の須藤被告の自宅にあった被告のサングラスやハイヒール、パスポートケースなどからも覚醒剤反応が出たということです。
次回の裁判は今月27日です。
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