茨城県神栖市で金品を奪い取る強盗の準備をしたとして陸上自衛官の男が逮捕されました。

強盗予備の疑いで逮捕されたのは北海道名寄駐屯地の陸上自衛官・今優也容疑者（31）です。

警察によりますと、今容疑者は今年5月、数人と共謀し、神栖市に住む人物から金品を奪い取る目的で車の中にハンマーやスタンガンなどを準備した疑いがもたれています。

今容疑者はSNSを通じてつながりを持った数人と共謀し、面識のない人物から金品を奪い取ろうとしたとみられ、今容疑者は指示役として現場に1度も行かずにSNSなどで犯行を指示していたとみられています。

今年5月、狙われた人物が自宅近くで不審な車を発見し、警察に通報。駆けつけた警察が車に乗っていた実行役とみられる男らに職務質問し、その後、強盗予備の疑いで逮捕しました。

逮捕された男らの供述や携帯電話の捜査などから今容疑者の関与が浮上し、今回の逮捕に至りました。

警察は今容疑者の認否を明らかにしていません。

今容疑者が所属している名寄駐屯地第4高射特科群は「部隊としては警察の捜査に全面的に協力するとともに明らかになった事実に基づいて厳正に対処したいと考えております」としています。

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