日本銀行は先ほど、金融政策を決める会合で、短期金利を0.5%程度に誘導するこれまでの金融政策を維持すると決めました。植田総裁は午後に記者会見を開き、今回、金利の据え置きを決めた理由などを説明する予定です。中継です。
年率0.5%の政策金利を維持すると織り込んでいた為替市場では特段大きな動きはなく、現在は1ドル=149円台で取引されています。
市場の関心はすでに植田総裁が午後の会見で次の利上げについてどう語るかに向いています。
長引くコメの高騰などもあり、物価は2%を上回る水準です。さらに春闘の初めての集計では中小企業の平均賃上げ率が33年ぶりに5%台に乗るなど、経済は概ね日銀の見通しどおりに推移しています。
ただ、トランプ政権の関税政策などで金融市場が混乱し、アメリカの景気後退が懸念されるなか、日銀内では「慎重に見極めたい」との警戒感が強まっていました。
こうしたことから、日銀は今回、利上げを見送ったもので、午後3時半からの会見で植田総裁が今後の経済や利上げについてどのようなシグナルを発信するかが焦点となっています。
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