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2月、人気コーヒーチェーンの『コメダ珈琲店』も参入するなど、まだまだ止まらない「おにぎりブーム」。人気店を取材すると、ならではの“こだわり”で進化をとげる逸品がありました。
【写真で見る】一番人気「カレーおにぎり」・「バーガー系おにぎり」とは?
「備長炭で炙る」大粒ご飯
THE TIME,マーケティング部 西堀文部員:
「すごーい!ハンバーガーみたいです」
2024年8月、東京・渋谷にオープンした『ごちそう焼むすび おにまる』の看板メニューは、「バーガー系」おにぎり。
具材をサンドするスタイルの四角い形で、さらに上にもトッピング!
例えば、「炙りうなぎと生七味」(734円)は、海苔とご飯で卵焼きをサンドし、その上に鰻のかば焼きがドンッ!と乗った贅沢な逸品です。
見た目だけではなく「食感」にもこだわり、使うお米は【大粒の2mm以上】。
炊き上げたご飯は、握る前に焼き網にのせ【備長炭で軽く炙り】ます。
ご飯を焼くことで、中はもちっと、外はカリッと時間が経ってもおいしいおむすびになるのだといいます。
名古屋発祥ということで、1番人気は「香味だれ海老天むす」(421円)。
焼き上げたご飯で卵焼きを挟み、3尾の海老天がトッピングされています。
THE TIME,マーケティング部 西堀文部員:
「海老がぷりぷりで、お米一粒が本当に大きい。美味しい~」
創業2年で、すでに国内外に14店舗。4月には大阪にも初進出するそうです。
人気駅弁の味が「おにぎり」に
2024年8月にオープンした『おこめ茶屋 米米-めめ-』(東京・渋谷区)は、日本を代表する駅弁のひとつ、「峠の釜めし」を販売する『荻野屋』のおにぎり専門店。
最大の特徴は、釜めしと同じ「茶飯」で握っているところ。
【安曇野産コシヒカリ】を【利尻産昆布の秘伝の出汁と醤油】で炊き上げることで、「冷めても美味しく食べられる」こだわりのおにぎり。
一番人気は、炙った鮭が中だけでなく、上にもドドンと盛られた「炙り鮭」(260円)です。
西堀部員:
「釜めしです!お出汁とほのかにお醤油の香りがします。おいしい!」
有名店のカレーを「ワンハンド」で食す
20種類以上のスパイスを使い、3日間かけて仕込むカレーが名物の『東印度カレー商会』(東京・品川区)も、早朝から「おにぎり」を求める客が絶えません。
商品開発・佐伯千鶴さん:
「ワンハンドでおいしいカレーを食べてもらいたい。じゃあおにぎりでやってみようかなって」
米を【出汁とスパイスで炊き上げ】、【名物のカレールーを混ぜ込んだ】こだわりのカレーご飯に、帆立やエビが丸ごと乗った豪快なおにぎりや、ハムや卵などを挟んだものまで、ラインナップは10種類以上。
中でも一番人気なのは、「豚カレーおにぎり」(330円)。
カレー飯で豚肉のしぐれ煮を包み、上から豚の角煮がドーンと乗ったボリュームサイズで、スパイシーなご飯と、柔らかく煮込んだ豚肉の相性は抜群です。
スーパーなのに「握りたて」
「ご飯がちゃんと甘さがあるし、中の具もしっかり厳選されている感じ」(50代女性・会社員)と人気なのは、スーパーマーケット『福島屋』六本木店(東京・港区)のおにぎりです。
ふっくら炊き上げた【青森産の米・はれわたり】に、【有明産の海苔】を使い、
ラインナップは「山漬け鮭」(216円)や完熟南高梅を使った「梅干し」(216円)など、8種類の中から1日4種類程度を提供。
素材の厳選に加え、【常に握りたて】を提供するのもこだわりの1つです。
「人の手で握ってもらった感じがあって、サイズも大きいし具も美味しい」(20代女性・会社員)
「海苔がすごく良い香りがして、そこが気に入ってます」(40代女性・会社員)
「炙ったスパム」がたまらない
2024年3月に東京・神宮前にオープンした『Minoaka Deli & Cafe Hawaiian Style “OMUSUBI”』は、【ハワイアンおむすび】のテイクアウト専門店。
俵型に握ったご飯に、ハワイの唐揚げ「モチコチキン」を乗せたものなど全6種類で、“差し入れ”などで利用する人も多いのだとか。
一番人気は、炙ったスパムに、薄焼き卵、たくわんが入った「ミノアカスパム」(450円)です。
西堀部員:
「う〜ん!スパムがすごいジューシーで、炙ってるので香りがいい!」
「5年間保存可能」のおにぎりも
そして、防災用の非常食として2月に発売され話題になっているのが、
『KOKUBO』(和歌山・海南市)の国産米を使用した「備蓄用おにぎり」(塩・しょうゆ/20個入・1万1000円)
防腐剤は一切使わず、加圧加熱殺菌することで5年間の長期保存が可能に。
さらに【水・お湯・加熱が必要ナシ】で、【開封してすぐ食べられる】のが最大のポイント。いざという時に命をつなぐおにぎりです。
(THE TIME,2025年2月25日放送より)
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