物価の変動を示す去年12月の全国の消費者物価指数は、前の年と比べて3.0%上昇しました。光熱費や食料費の上昇幅が拡大し、1年4か月ぶりに伸び率が3%台となりました。
総務省の発表によりますと、去年12月の全国の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合が109.6となり、前の年の同じ月より3.0%上昇しました。3%台になるのは2023年8月以来、1年4か月ぶりです。
政府の電気・ガス補助金が一旦終了したことで、▼電気代は18.7%、▼都市ガス代は11.1%と、大幅に上昇しました。また、高騰が続いているコメ類は64.5%と、歴史的な上昇幅に。
比較可能な1971年以降、最大の上昇幅を更新する状況が続いています。
そのほか、円安や原産地での不作などが影響し、▼チョコレートは30.6%、▼コーヒー豆は22.2%上昇しました。
あわせて発表された2024年の年間平均の消費者物価は、前の年と比べて2.5%上昇しました。政府・日銀が目標とする2%を超える物価上昇率が2022年以降、3年間続いています。
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