
暗号資産取引所大手のバイナンスが1兆円相当の被害を受けたサイバー攻撃には、侵入の痕跡を消す仕組みが使われていたことがわかり、バイナンスのCEOは「追跡は難しい」としています。
この事件はバイナンスが不正アクセスを受け、およそ63億ドル、1兆円相当の暗号資産が盗まれたものです。バイナンスのリチャード・テン共同CEOは30日、SNSで攻撃の手口について明らかにしました。
不正アクセスには複数人が関与したとみられ、通常の承認手続きをすり抜けて送金を行ったうえ、侵入の痕跡を消す仕組みが使われたということです。
テン氏は「複雑な攻撃で、追跡や調査が難しい」としていて、盗まれた資産の回収と攻撃者の特定に向け、捜査当局などと連携していると説明しました。
事件をめぐっては、アメリカメディアが調査会社の見解として、北朝鮮のハッキンググループが関与した可能性があると伝えています。
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