
ミャンマーの親軍政権は、軟禁されている民主派の指導者アウン・サン・スー・チー氏に、イギリスのチャールズ国王から書籍や封筒が贈られたと発表し、スー・チー氏の近影とみられる写真も公開しました。
ミャンマー親軍政権の報道官は19日、2021年に起きた軍事クーデター後に拘束・収監され、現在は首都ネピドーの指定住居に軟禁されているスー・チー氏に書籍2冊と封筒2通が届けられたとSNSで明らかにしました。
いずれもイギリスのチャールズ国王から贈られたものだとしています。
SNSには、政府職員から書籍などを受け取ったスー・チー氏の近影とみられる写真も投稿されていて、こうした場面が公開されるのは異例です。
一方、報道官は当初、スー・チー氏を「特別な受刑者」と表現していましたが、その後、「受刑者」に修正しました。
親軍政権の発表を受け、イギリスに住むスー・チー氏の次男、キム・エアリス氏はJNNの取材に対し、「親切な行為が母への人権侵害から目をそらすために利用されてはならない」とコメントしました。
そのうえで、チャールズ国王の「心温まる配慮によって、母の問題が未解決であることを世界の指導者が改めて認識するきっかけになってほしい」と強調しています。
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