トランプ政権の先行きを大きく左右するアメリカの中間選挙まで2か月です。与党・共和党が多数派を維持できるかが焦点ですが、イラン情勢や物価高が強い逆風になっています。
ホワイトハウスに与党・共和党の議員らを集めて夕食会を開いたトランプ大統領。11月3日に迫った中間選挙について…
アメリカ トランプ大統領
「大きくリードされている候補も当選ラインへと導くが、特に接戦の候補は(私たちの後押しで)全員、当選させられるだろう」
自らが応援に入り、当選を後押しするとアピール。しかし、党の足を引っ張っているのはほかでもない、トランプ氏が行ってきた政策です。
2月に始めたイランとの戦闘は、今も終結の見通しが立っておらず、ガソリン価格の高騰を招きました。看板政策の関税も物価高につながり、支持率は過去最低の水準に落ち込んでいます。
アメリカ トランプ大統領
「偉大な大統領であっても、中間選挙では敗れるものだ。しかし、我々はそれを覆す」
「政権への信任投票」とも言われる中間選挙。現在、連邦議会の上下両院とも共和党が多数派ですが、各種調査によりますと、下院選では野党・民主党がやや優勢。上院選は接戦の情勢です。
記者
「中間選挙、上院選の激戦州の一つ、ノースカロライナ州です。こちらでは現在、民主党が優勢に戦いを進めています」
南部・ノースカロライナ州は、長年、共和党が議席を独占してきました。しかし、今回、前の知事だった民主党候補のクーパー氏が上院選で優勢。民主党勝利となれば、実に18年ぶりです。
地元の人
「クーパー氏は共和党の乱暴な政策と戦いました」
地元の民主党幹部も手ごたえを感じています。
民主党 支部事務局長 キース・メイソンさん
「人々はトランプ政権に憤っていて、投票に意欲的です。戸別訪問でも、集会でも、感じられます」
上院か下院のいずれかでも民主党が多数派となれば、その後の2年間、トランプ氏は思うように政策を進められなくなります。
アメリカの有権者は、どんな審判を下すのでしょうか。
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