
12月で任期を終える国連のグテーレス事務総長の後任候補者たちが討論会を行いました。
記者
「候補者が壇上にそろいました。これから討論会に臨みます」
ニューヨークの国連本部では23日、討論会が開かれ、グテーレス事務総長の後任の候補者たちは各国の代表や国連職員らを前に自分こそがふさわしい人材だとアピールしました。
立候補しているのは現時点で6人で、▼IAEA=国際原子力機関の事務局長、ラファエル・グロッシ氏、▼チリの元大統領ミチェル・バチェレ氏、▼セネガルの前大統領マッキー・サル氏、▼UNCTAD=国連貿易開発会議の事務局長レベッカ・グリンスパン氏、▼元国連総会議長のマリア・エスピノサ氏、▼ガイアナ国連大使のキャロリン・ロドリゲスバーケット氏です。
候補者たちは、ウクライナや中東などの紛争への対応や国連への信頼をどう取り戻すかを競って訴えました。
事務総長は出身地域を持ち回りで選ぶ慣例があり、今回は有力視されている中南米出身者が5人を占めています。候補者は安全保障理事会で予備投票を重ねて1人に絞り込まれた後、国連総会で任命されるため、選ばれるには拒否権を持つ常任理事国から反対されないことが事実上の条件です。
参加者からは、「もし主要な拠出国が資金拠出を停止すると圧力をかけてきたら?」などとアメリカとの向き合い方を意識したとみられる質問も投げかけられました。
第1回の予備投票は来週30日に予定されていて、次期事務総長は10月にも選出される見通しです。
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