スペイン政府は、ハンタウイルスの集団感染が疑われているクルーズ船から乗客全員が下船し、オランダに向けて出航したと明らかにしました。
スペイン保健省は、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島でクルーズ船「MVホンディウス号」に残っていた乗客全員と乗員の一部が11日に下船し、クルーズ船はオランダのロッテルダムに向かったと明らかにしました。
下船した人については、各国で隔離や検査が進められていて、新たにフランス人の乗客1人の感染が確認されました。10日にフランスに向かう航空機の中で症状が現れ、その後の検査でも陽性となったということです。
フランスのルコルニュ首相は感染が確認された女性について、「集中治療室で安定した状態にある」としています。
また、先ほど、WHO=世界保健機関のテドロス事務局長はスペインのサンチェス首相と共同で会見しました。ハンタウイルスについてこれまでに11人の症例が確認され、そのうち9人はヒトからヒトへの感染が稀に起きるとされている「アンデス株」の感染が確認されたことを明らかにしました。
一方で、「ハンタウイルスの大規模な流行の兆候は見られない」と強調しています。
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