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イラン攻撃開始から2週間 トランプ氏“イラン原油輸出の9割を占めるカーグ島を攻撃” 日本配備の米軍艦艇「トリポリ」も中東へ トランプ氏“これからの1週間で更に激しい攻撃”

海外
2026-03-14 20:46

アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が始まってから2週間がたちました。事態沈静化の見通しがたたないなか、トランプ大統領はイランの原油輸出の9割を占めるとされる島を攻撃したと明らかにしました。


トランプ大統領
「イランの状況はとても良い。きょうも大きな成果、大きな勝利があった」


アメリカとイスラエルがイランへの攻撃が始めてから2週間。


トランプ大統領は13日、「イランの宝であるカーグ島の軍事目標を完全に破壊した」と自身のSNSで明らかにしました。


カーグ島はペルシャ湾にある原油の積み出し港がある島で、アメリカメディアは、イランの原油の9割がカーグ島を経由して輸出されているとしています。


トランプ大統領は「石油のインフラは破壊しなかった」としたものの、イランがホルムズ海峡の石油輸送を妨害した場合には「この判断を見直す」と警告しています。


イランの「原油輸出拠点」を攻撃したトランプ大統領の狙いについて専門家は。


明海大学 小谷哲男教授
「(カーグ島の積み出し港を)攻撃することでイランも貿易できないようにする、それが嫌ならホルムズ海峡を開放しろというメッセージ」


そのイランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖をめぐり、アメリカの複数のメディアは13日、アメリカ中央軍が水陸両用部隊などの追加派遣を要請したと報じました。


中東へ向かっているのは日本を拠点とするアメリカ海軍の強襲揚陸艦「トリポリ」。


「トリポリ」はF-35B戦闘機の搭載が可能な航空作戦に特化した艦艇で、去年6月、長崎県のアメリカ軍佐世保基地に配備されていました。


また、「トリポリ」とともに沖縄県に駐留する海兵隊の即応部隊「第31海兵遠征部隊」も中東方面に向かっていて、到着までは1週間から2週間程度かかる見通しだということです。


明海大学 小谷哲男教授
「今の段階では軍事的な圧力として海兵隊を派遣するということだと思う、1か月も2か月もホルムズ海峡封鎖が続くということになれば、上陸作戦も行うということになってもおかしくないと思う」


この報道について国防総省はJNNの取材に対し、「安全保障上の観点からコメントには応じられない」と回答しています。


記者
「米軍はいつからホルムズ海峡のタンカー護衛を開始しますか?」
トランプ大統領
「まもなくだ」


トランプ大統領はアメリカ軍によるホルムズ海峡での船舶の護衛が「まもなく行われる」と表明。


ニューヨークの原油先物価格が再び1バレル=100ドルにせまるなか「原油価格は近く大幅に下がるだろう」と主張しました。


そして軍事作戦の終了時期については「必要がある限り続ける」と述べる一方、イランにおけるアメリカとイスラエルの目的は少し違うかもしれないとの認識を示しました。


明海大学 小谷哲男教授
「(トランプ大統領の)本音は一刻も早く軍事作戦をやめて原油の世界マーケットを安定させたい。ただアメリカ側が一方的にやめてもイランが引き続き、ホルムズ海峡の封鎖ということになれば元も子のありませんので、いまトランプ氏としては何をするのが最善なのかそれを常に考えている」


こうした中アメリカのニュースサイトアクシオスはロシアのプーチン大統領が、トランプ大統領に対し、イランが貯蔵する高濃縮ウランをロシアに移送することを提案していたと報じました。


イランとの戦闘終結に向けての提案ですが、トランプ大統領は拒否したということです。


イランが貯蔵する高濃縮ウランをめぐっては特殊部隊を派遣して押収することを検討しているとの報道がでていますがトランプ大統領は「今後、そうなる可能性はある」と話しています。


一方、アメリカ国務省は最高指導者・モジタバ師や、最高安全保障委員会のアリ・ラリジャニ事務局長ら高官10人に関する情報に最大でおよそ16億円の報奨金を支払うとして、ホームページなどで募集しています。


トランプ大統領
「我々はイランに甚大な被害を与えた。再建に何年もかかるだろうし、これからの1週間でさらに激しい攻撃を加える」


トランプ大統領は13日に放送されたFOXニュースラジオの番組で、アメリカ軍の攻勢でイランの軍事力を「壊滅させつつある」とし、「これからの1週間でさらに激しい攻撃を加える」と表明。


イラン側も徹底抗戦の姿勢を崩しておらず事態が沈静化する見通しはたっていません。


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