
韓国の裁判所は28日、事業で便宜を図る見返りに旧統一教会側から貴金属を受け取ったなどとして、前大統領の妻・金建希被告に対し、懲役1年8か月の判決を言い渡しました。
韓国の尹錫悦前大統領の妻・金建希被告をめぐっては、旧統一教会側から事業などで便宜を図る見返りに、ブランドバッグやネックレスを受け取ったあっせん収賄の罪や、知人が経営する会社の株価操作に関与して不当な利益を得た資本市場法違反などの罪に問われていました。
金被告の弁護側は、バッグの受け取りを認める一方で、「対価ではない」などと起訴内容を否認していました。
28日の判決で、ソウル中央地裁は「対価として認められる」として、あっせん収賄の罪を認定。
一方、株価操作に不正に関与したとされる資本市場法違反や、無償で世論調査の結果を受け取ったとされる政治資金法違反の罪については、時効が過ぎていることなどから成立を認めませんでした。
そのうえで、「被告人は自分の地位を営利追求の手段として悪用した」と指摘し、懲役1年8か月、追徴金およそ1280万ウォン、日本円でおよそ137万円などを言い渡しました。
金被告の夫・尹前大統領も今月16日に懲役5年の判決を言い渡されていて、韓国の大統領経験者と配偶者がともに実刑判決を受けるのは初めてとなります。
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