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「まだ妥協案は見つかっていない」焦点の領土問題 ウクライナ和平計画めぐりプーチン大統領と米ウィットコフ特使が会談

海外
2025-12-03 11:49

ウクライナの和平計画をめぐり、アメリカのウィットコフ特使とロシアのプーチン大統領が会談を行いましたが、焦点となっている領土問題についてロシア大統領補佐官は「妥協案は見つからなかった」と明らかにしました。


ロシア プーチン大統領
「お会いできて嬉しいです。モスクワを散歩していかがでしたか」


会談は2日、モスクワでプーチン大統領とウィットコフ特使らで行われ、出席したロシアのウシャコフ大統領補佐官は「会談は有益で建設的なものだった」とし、5時間に及んだと話しました。「特に領土問題について議論した」ということですが、「まだ妥協案は見つかっていない」と明らかにしました。


ロシア ウシャコフ大統領補佐官
「アメリカの提案の中には、ある程度受け入れられそうなものもあるが、議論が必要だ。提案された文言の中には、我々の考えに合わないものもある」


アメリカの提案の具体的な内容は明らかにしませんでしたが、ロシア・アメリカの両政府で「やるべきことはたくさんある」と話し、今後も連絡を続けていくとしています。


こうした中、アメリカのニュースサイト「アクシオス」の記者はSNSで、ウィットコフ特使らがプーチン大統領との会談後、ヨーロッパに移動してゼレンスキー大統領と会談予定だと伝えました。


ウィットコフ特使はすでにモスクワを離れたと報じられていて、次の訪問先が注目されています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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