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首都圏闇バイト強盗事件 実行役の男2人に無期懲役を求刑 遺族が意見陳述「父を殺しただけでは…」

国内
2026-10-29 18:24

おととし、横浜市など首都圏で相次いだ闇バイト強盗事件。強盗致死などの罪に問われている「実行役」の男2人に無期懲役が求刑されました。


検察側
「無期懲役を求刑する」


闇バイト強盗事件の実行役2人は検察側の求刑をじっと前を向き、聞いていました。


藤井柊被告(28)と久保田陸斗被告(23)は、千葉県や横浜市で起きた複数の強盗事件に関与したとして、強盗致死や強盗傷害などの罪に問われています。


事件では複数の住人が重軽傷を負い、横浜市青葉区の住宅では後藤寛治さん(75)が暴行され、死亡しました。


これまでの裁判で藤井被告は起訴内容を認め、久保田被告はおおむね認めています。


きっかけは、SNS上のアルバイト募集でした。


藤井被告
「趣味などに使えるお金が欲しいと、バイトを探していた」


2人は自ら応募し、マイナンバーカードなど個人情報を送ったといいます。


検察側
「闇バイトの存在を知っていた?」


久保田被告
「なんとなく」


しかし、3年前の「ルフィ闇バイト強盗事件」で住人が死亡したことについて問われると。


久保田被告
「知らなかったです。普段は自分が興味あるものだけをみていました」


2人はいずれも、アルバイトの内容が“強盗だとは知らなかった”と説明。ただ、最初の事件を起こした後も次々と強盗事件に関与しています。


藤井被告
「指示役が怖かった。自分や周りに何かされるかもと」


久保田被告
「断ったりすると、『家を燃やす』とか言われました」


弁護側は「指示役らに脅され、逆らうことができなかった」と主張しています。


きょうの裁判。検察側は…


検察側
「指示役に忠実に従ったことが重大な結果を招いた。従属的立場にあったとしても、刑事責任の重さは否定されない。生涯にわたり罪の重さに向き合わせ、償いをするのが相当」


2人に無期懲役を求刑しました。


一方、弁護側は横浜市の事件について触れ、「住人の死亡につながる暴行はしていない」などとして有期刑を求めています。


きょう、横浜市の事件で亡くなった後藤さんの娘が意見陳述し、声を震わせ、こう訴えました。


後藤さんの娘
「(被告人は)頼れる家族もいて、いくらでも相談できたはずで、やむを得ずした実行犯ではないと思っています。父を殺しただけではありません。家や故郷、思い出を消し去った。傷を抱えて一生生きていきます」


被告2人は裁判の最後、謝罪したうえで、こう話しました。


藤井被告
「私が背負わせてしまったものを取り除いていけるように行動していきたい」 


久保田被告
「悪い人に脅されてピンチになっても、相談したりして二度と繰り返さないことを約束します」


判決は来月6日の予定です。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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