高市総理は、きのう辞任した簗・農林水産大臣の後任に自民党の武部新・元農水副大臣を起用することを決めました。国会記者会館から中継です。
武部氏は党の農林部会長や農水副大臣を務めたこの分野の専門家で、予算委員会の途中での交代という政権にとって危機的な状況のなかで“即戦力”を重視したかたちです。
農水大臣に起用 武部新 元農水副大臣
「農林水産行政にとって大変重要な局面を迎えているというふうに思います。(高市総理からは)部会長も副大臣もやっていて、全部頭に入っているはずだから、しっかりやってくださいと」
一方、就任からわずか1か月で閣僚が辞任に追い込まれたことに、けさ、政権幹部の1人は「衝撃だ」と危機感をあらわにしました。
簗氏は高市総理と政治信条が近いうえ、アンケートで、総理自身がその実力と熱意をかって任命した、まさに“肝いり”の存在で、これまで以上に任命責任が重く問われる事態になっています。
総理側近の1人は、「辞任のタイミングは予算委員会への影響を最小限に抑えるため衆議院での質疑が終わった後しかなかった」と明かします。
ただ、さっそく野党側は、あす予定していた参議院での予算委員会を来週に延期するほか、簗氏の辞任を受けて別途、総理出席の集中審議も求めていて、消費税の減税法案など重要法案にも影響が生じかねない状況になっています。
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