「予算カット」発言で連日、野党から追及を受けている簗・農林水産大臣。きょうは身内の自民党の会合で閣僚としての決意を表明しましたが、鈴木宗男議員から面と向かって厳しい批判が飛び出しました。
けさ、簗・農林水産大臣の姿は自民党本部に。
簗和生 農水大臣
「農林水産業これを強くして、そして生産基盤をしっかり後世に守っていく」
農政に詳しい議員らを前に今後の決意を語っている最中に、この人から突然…。
自民党 鈴木宗男 参院議員
「これ親切で言うんだけどね、あなたは今、耳目を集めてるわけだ。まず冒頭にお騒がせしてますだとか、しっかり説明責任を果たしてやってまいりますという挨拶があってしかるべきじゃないかな。決意表明の前に人としての矜持が問われてるんだよ」
「決意表明だけでは応援できない」と厳しく迫る鈴木宗男議員に、簗大臣は。
簗和生 農水大臣
「農林水産行政の推進に支障がないように、しっかりと対応してまいる所存でございます。心からお詫びを申し上げます。申し訳ございません」
その後の代表質問でも、野党からの追及は続きます。
立憲民主党 三上えり参院議員
「自らを支持しなかった自治体について、道路予算を大幅に削減したかのような発言をした人物をなぜ、引き続き農林水産大臣として適任と判断されるのか。簗大臣のもとで果たして委員会審議ができるのか」
高市総理
「私としましては、簗大臣には説明責任を果たした上で、農林水産行政に関する豊富な知識と、そしてまた政策構築力を生かして、食料安全保障の強化のためにも人一倍働いてほしいと考えた」
高市総理は、「農水行政に関する知識と政策構築力を生かして働いてほしい」と述べ、重ねて、簗氏を更迭する考えがないことを明言しました。
一方、少数与党の参議院では、野党の“共同戦線”ができつつあります。
野党6党は簗大臣の辞任を求める方針を確認しました。
立憲民主党 斎藤嘉隆 国対委員長
「野党側としても、問責決議案の提出も含めて今後、協議していこうと」
問責決議案には閣僚を辞任させる法的拘束力はありませんが、可決されれば与野党の対立はさらに激化し、今後の国会審議への影響が拡大する可能性があります。
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