ランナーで賑わう「皇居周辺」。いま、歩行者との接触や逆走といったマナーをめぐるトラブルが相次いでいて、千代田区が実態調査に乗り出すことになりました。
東京・千代田区にある「皇居」。周辺では、8日も汗を流すたくさんのランナーの姿が。
なぜ、ランニングコースとして好まれるのでしょうか。
ランナー(20代)
「景色もきれいだし、いい天気なので皇居で」
ランナー(50代)
「一周5キロというのが、ちょうどいい」
スタート地点として利用されることが多い「桜田門」から、ぐるっと1周すると、およそ5キロ。距離の計算やペースの管理がしやすいのだといいます。
また、道中に信号がなく、スムーズに走り続けることができるのも大きなポイントです。
ただ、多くのランナーから人気を得る一方、いま、あるトラブルが…
記者
「多くのランナーと反対方向に走っていきます。ぶつかりそうで危ないですね」
走りやすい環境から、日々、多くのランナーが集まる皇居周辺。人気の裏で、いま浮き彫りになっている問題が…
歩行者(50代)
「グループで走る方がいらっしゃるんですけど。楽しそうに喋っていくんですけど、われわれのことはまったく気にしないので、ぶつかる、もしくは、ぶつかられそうになることがよくある」
近くに職場があるというこの男性。皇居ランナーと接触してしまうケースを度々、経験しているといいます。
歩行者(50代)
「(ぶつかった後も)どんどん走っていきます。(Q.謝罪もない?)まったく。そんなそぶりもしない。ひどいもんですよ、本当に」
実際、千代田区には、ランナーと歩行者が接触するケースが報告されたほか、ランナーから「道を譲るよう威嚇された」などの苦情も寄せられているといいます。
記者
「こちらの看板には、歩行者優先や歩道を塞がないなど、9つのマナーが書かれています」
皇居周辺では、歩行者が優先であることや、反時計回りに走るようマナーを求める看板を設置。
それでも…
記者
「多くのランナーと反対方向に走っていきます。その先に歩行者の方がいて、ぶつかりそうで危ないですね」
こちらのランナーは、スマートフォンの画面を見ながら走っているように見えます。
コースの周回にとどまらないランナーもいるのか、最寄りの日比谷駅には「駅構内を走らないで」と呼びかけるポスターまで掲示される事態に。
こうした中、千代田区は歩行者やランナーの通行量、マナー違反の実態などの詳細を把握するため、現地調査に乗り出すことを決定。そのうえで、防犯カメラ設置などの対策を検討するとしています。
皇居ランナーからは…
ランナー(50代)
「この環境を借りて走っているので、住んでいる人とか管理してる方の意見が、まず大事かなと。その人たちがやってほしいようなルールが作られるのであれば、それに従うべきかなと」
千代田区の取り組みは、トラブル解消の一手となるのでしょうか。
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