
東京都では26日まで、31日連続で雨が記録されるなど異例の長雨が続いています。収穫を間近にした野菜の生産現場を取材しました。
【写真で見る】「日照不足による病気」ブロッコリーの葉の周りが黄色く…
農家「2~3割枯れてしまった」「葉物野菜」の価格高騰
新潟市の⻘果店では、レタスが250円で販売されていますが…
中村青果 中村イト子社長
「今まで高くても200円いかなかったから、すごく高くなっています」
2025年9月末頃は68円。なんと3倍以上になっているのです。
一方、⻑野市の⻘果店でも、ほうれんそうが8月の約3倍に。小松菜も2倍以上に達しました。
【長野市の青果店】
▼ほうれんそう
8月:106円
9月:323円
▼小松菜
8月:85円
9月:183円
値上がりが各地に波及していますが、特に高いのはこうした「葉物野菜」。農水省によると、レタスは平年の232%、ほうれんそうは136%値上がりしています。
葉物野菜の高騰 原因は異例の長雨と日照不足
原因の1つとされるのが、東日本を中心に異例の⻑さで続いている雨。影響を受けている現場を訪ねました。
都内で農園を営む小山三佐男さん。⻑雨が原因で2~3割が枯れてしまったといいます。
──どうしてレタスは雨に弱いんですか?
カラフル野菜の小山農園 小山三佐男さん
「もともとレタスは水分が多いので、限度を超えて雨が降り続いた上に太陽が出ないと、根っこがずっと雨に浸かっている状態になるので、枯れてしまう」
さらに追い打ちをかけたのが、「日照不足」です。東京都では、降水量が平年の約4倍の一方で、日照時間は半分ほどにとどまっています。
【東京都の天候】
▼降水量:388.9%(平年比)
▼日照時間:55.6%
※9月6日~25日合計・気象庁より
影響を受けたのはレタスだけではありません。
「収入も減る」影響を受けたのは農家や家計にも…
カラフル野菜の小山農園 小山三佐男さん
「ナスって紫外線を浴びて紫色になるので、日照不足だとこのような生育不良に。(ブロッコリー)葉っぱの横を見ると、葉の周りが⻩色くなってる。これはもう日照不足による病気」
出荷ができず市場に出回る量が減れば、価格の上昇につながります。
カラフル野菜の小山農園 小山三佐男さん
「本当に晴れてくれないと、この先収量も減ってしまうし、もちろん収入も減るので、不安しかない季節になってしまう」
⻑雨と日照不足は、農家だけでなく私たちの家計にも影響を及ぼしています。
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