被害額はあわせて2億円相当の高級腕時計が盗まれた事件。犯行に及んだ男らに計画性はあったのでしょうか。
【写真を見る】黒リュックをお腹にかかえてウロウロ…犯人の特徴とは?
犯行前の“ある異変” 下調べをしていた可能性が浮上
25日、白昼の「中野ブロードウェイ」で起きた高級腕時計の窃盗事件。
施設の関係者は、犯行前に“ある異変があった”と話します。
ブロードウェイ管理組合 事務局代表
「黒いリュックサックをお腹でかかえていて、うろうろしている人が犯行の約10分前から(いた)。下調べをしていたのだと思う」
黒や灰色の服を着て、黒のマスクをつけた2人組の男が、ハンマーで店のショーケースを割り、腕時計4本、あわせて2億円相当を盗んで逃げました。
犯行時間は、わずか10秒ほど。
目撃者
「(1人は)電動キックボードに乗って右側に逃げていったのを見ました」
男2人は二手にわかれて逃げましたが、その際、1人が使ったとみられているのが電動キックボードです。
その後の捜査関係者への取材で、実行役の男が犯行の約10分前に現場近くで借りていたことがわかりました。
記者
「現場から350メートルほど離れた場所です。男らはこの付近で合流し、電動キックボードを乗り捨てたとみられています」
捜査関係者によりますと、現場から約350メートル離れた遊歩道で2人は再び合流し、その後はJR中野駅の方向へ向かったとみられています。
警視庁は、窃盗事件として逃げた男2人と、盗まれた腕時計の行方を捜査しています。
なぜ電動キックボードで逃走?追跡の目をくらます「おとり」の手口か
井上貴博キャスター:
昼間の時間帯、衆人環視の中で「まさかそんなことが起きるわけない」という人間の心理をついたとも言うことができます。
犯行後、1人は南側に「徒歩」で逃走し、もう1人は北側に「電動キックボード」で逃走しました。
捜査関係者によると、その後、約350m離れた場所で2人は合流しており、その場所から逃走に使ったとみられる電動キックボードと衣服が見つかりました。
また、逃走に使われた電動キックボードは、約10分前に現場近くで借りられていることも分かりました。
電動キックボードは、レンタルしている状態で一旦停車をして、その場を離れる際は鍵をかけることが可能です。
ただ、鍵を解除するとなるとアプリを操作し、反映されるまでに約10秒かかります。ただ、鍵をかけずにそのままの状態から走り出すとなると約2秒しかかかりませんでした。(※番組調べ)
なぜ今回、電動キックボードが逃走車として使われたのか、犯罪ジャーナリスト・石原行雄氏に聞きました。
犯人を追う際、より追いかけやすい『徒歩の犯人』を優先して追ってしまう心理をついたのではないかと見解を示しています。
そうなると、腕時計は電動キックボードを使用した犯人が持っており、徒歩の犯人は「おとり」だった可能性も考えられるそうです。
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