国内
2026-07-24 17:00
■先月の仙台大会で貴賢神に敗れるも「ヘビー級の魅力を最大限に見せる事ができる選手」
8月11日開催の『RIZIN.54』(TOYOTA ARENA TOKYO)で行われる日本人ヘビー級ファイターによるトーナメント「RIZIN WORLD GP 2026 HEAVYWEIGHT JAPAN TOURNAMENT」の残る1名の出場枠として、酒井リョウが参戦することが決定した。
【画像】『RIZIN.54』対戦カード一覧
RIZINのマッチメーカーで海外交渉担当、そして本トーナメントのプロデューサーでもあるチャーリー柏木氏は、対戦カードが正式決定したタイミングで改めてコメントを発表。「同じ総合格闘技でもほかの階級と異なりヘビー級だけに求められるもの、ヘビー級だけの戦い方が存在するのです」とヘビー級への熱い思いを長文で訴えた。
PRIDEやDREAMで行われたヘビー級や無差別級トーナメントを振り返りながら、かつてRIZINに出場しUFCライトヘビー級王者になったイリー・プロハースカをはじめ、ジャルジーニョ・ホーゼンストライク、クリス・バーネット、ワジム・ネムコフ、バレンティン・モルダフスキーなど世界中の団体で王者になるなど活躍しているファイターたちの戦績を紹介。
そして、“ヘビー級不要論”に対して「もう一度、日本からヘビー級の歴史を動かす」という強い決意を表明。今回のトーナメントの意義を「ジャパニーズMMAが再び世界へ挑む新たな歴史の第一章です。RIZINヘビー級が絶対的な存在感を確立するための生き残りをかけた勝負です」と言葉に力を込めた。
酒井を選んだ理由として「普段の発言、立ち居振る舞い、そして何よりも格闘技に対する情熱が、私の見ているヘビー級のビジョンに一致しているからであります。格闘技への情熱があり、勝っても負けてもヘビー級の魅力を最大限に見せる事ができる選手。それが酒井リョウという漢だと私は思います」と説明した。
酒井は本トーナメントの”査定試合”と位置づけられた『RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI』の貴賢神との試合で、1ラウンドでTKO負けしていた。
本トーナメントは『RIZIN.54』で2試合が行われ、その勝者が11月開催の『RIZIN LANDMARK 17 in CHIBA』(LaLa Arena TOKYO-BAY)で対戦する。
●チャーリー柏木プロデューサー コメント全文
関係各位
報道関係各位
平素よりRIZINならびに日本格闘技界への多大なるご支援を賜り心より御礼申し上げます。
RIZINヘビー級GPプロデューサーの柏木です。毎大会勝者だけでなく、敗者とその舞台裏にある物語までも丁寧に伝え続けてくださるメディアの皆様の存在が、日本格闘技の歴史を紡ぎ、未来へと繋ぐ大きな力になっていると強く感じます。この場をお借りして深く感謝申し上げます。
私が青春時代を過ごした格闘技黄金時代における日本の格闘技には、時代を象徴する"景色"がありました。
世界中の強者が日本に集い、「世界最強とは誰か」という、ただ一つの答えを求めて拳を交えた時代がありました。
「世界最強」
言葉にすると簡単なものに聞こえますが、これは誰もが目指せるものではありません。無条件に世界で一番強い人間になるためには持って生まれた体格、つまり天が与えた才能、神様から選ばれた人間にしか、それを名乗る資格が与えられないのです。世界のTKこと髙阪 剛さんも「ヘビー級にはヘビー級の戦い方がある」と発言しているように、同じ総合格闘技でもほかの階級と異なりヘビー級だけに求められるもの、ヘビー級だけの戦い方が存在するのです。
2000年に行われたPRIDEグランプリはまさに世界最強を決める世界で初めての試みでした。世界中から16人の猛者が集まり、優勝を果たしたアメリカのマーク・コールマンを筆頭に、昨今映画「スマッシングマシーン」で話題となったマーク・ケアーやウクライナのイゴール・ボブチャンチンなどのパフォーマンスもあり、東京ドームを揺るがせたヘビー級の衝撃はそのまま日本総合格闘技業界に影響を及ばせ続ける事になります。
2004年のPRIDEヘビー級グランプリにはニューフェイスが登場し、その中でセルゲイ・ハリトーノフやジャイアント・シウバが定着するきっかけとなり、ケビン・ランデルマンが優勝候補であるミルコ・クロコップをKOするという世紀のアップセットが起こりました。また、このグランプリで皇帝ヒョードルが60億分の1の男として認知されるようになりました。
ヘビー級の勢いはこれに留まらず、2006年のPRIDE無差別級グランプリでは「無冠の帝王」と呼ばれたミルコ・クロコップが悲願だったグランプリ優勝を果たし、日本総合格闘技史上最高のリアルヒューマンドラマが生まれ日本中の格闘技ファンの心を震わせました。
その後時代はPRIDEからDREAMへと移り、軽量級とミドル級がメインの軸となる大会が行われるもやはり何かが物足りなかったのです。その中、産声を上げたのが日本総合格闘技史上最大のチャレンジである「スーパーハルクトーナメント」です。キックボクサー、メジャーリーガー、力士、アメリカンフットボーラー、超人など多岐にわたる参戦者から構成されたまさに「スーパーハルク」の名にふさわしい顔ぶれが集結し、『Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~』で行われた決勝戦で超人ミノワマンが日本人初となるグランプリ優勝者となりました。
日本総合格闘技界が見てきたヘビー級の熱狂はPRIDEという伝説を生み、DREAMを経て、そして今RIZINへと受け継がれています。
2015年12月29日に行われたRIZIN旗揚げ大会のテーマは「SARABAの宴」でした。この大会ではヘビー級グランプリ一回戦の他、時代を築いたエメリヤーエンコ・ヒョードル、桜庭和志、青木真也などが並び、歴史へのリスペクトを込めつつ過去との決別を意味する大会でした。そして2日後に行われた日本総合格闘技の新たなるアイデンティティを確立させる「IZAの舞」のメインアトラクションはそう、ヘビー級トーナメントの準決勝と決勝戦でした。
日本の総合格闘技の過去と未来をつなぐ役割を担ったのは他でもないヘビー級だったのです。
そして2016年RIZIN無差別級グランプリではミルコ・クロコップが優勝し、日本総合格闘技界は時代を超えた王者がレジェンドとして確立する瞬間を目の当たりにしました。
歴史は決して完成した物語ではありません。すべての物語は今に繋がり、今を生きています。
時代は変わり、スターは生まれ、去っていきます。
振り返ってみると過去RIZINに出場したヘビー級選手は後に「UFC王者」「BELLATOR王者」「PFL王者」と世界タイトルを獲得しています。イリー・プロハースカはUFCライトヘビー級王者になり、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクはランカー入りし、クリス・バーネット、ジュニア・タファは見せ場を作る活躍をしています。ロッキー・マルチネスは残念ながら勝利する事なくリリースとなりましたが、RIZINを代表して勇敢に戦ってくれました。ワジム・ネムコフはBELLATORライトヘビー級王者、そしてPFLヘビー級王者という快挙を達成し、バレンティン・モルダフスキーはBELLATORヘビー級暫定王者になりました。カール・アルブレックソンはBELLATORで良い戦績を残したあとスウェーデンのSuperior Challengeライトヘビー級王者になり、ブルーノ・カッペローザはPFL2021年ヘビー級トーナメントを優勝しました。その決勝戦の相手だったアンテ・デリアは翌年2022年のヘビー級トーナメントを制してその流れでUFCと契約し、現在も活躍中です。
このように日本で脚光を浴び、日本から世界に羽ばたいていったヘビー級選手たちが日本総合格闘技の魂を、まさに伝道者のように世界に伝えています。
RIZIN10周年となった2025年は原点回帰としてヘビー級ワールドグランプリを開催しました。世界中のプロモーターの協力を得ながら行ったヘビー級グランプリは日本人選手が敗退し、外国人戦選手たちがトーナメントを引っ張っていくと言う形になりました。優勝したアレクサンダー・ソルダトキン、準優勝のマレク・サモチュクがこの後世界でどのような活躍をするのか楽しみにしつつ、RIZINは日本人選手がどのように世界に食らいついていけるのかを考えなければならないと思います。
圧倒的な象徴がいなくても成立する階級。それがヘビー級であり、そこだけが持つ圧倒的な迫力と、一撃で状況を変える力。一振りですべてをひっくり返すパワー。その浪漫を、日本は再び求めています。
「スター不在」「選手不足」「ヘビー級はいらない」
そんな声を私は全面否定したいと思います。ヘビー級がなければ今のRIZINはありません。
「もう一度、日本からヘビー級の歴史を動かす」
それは過去への郷愁ではありません。PRIDEを懐かしむためでも、あの時代を再現するためでもありません。これから先10年、20年後に振り返った時「あの大会から、新しい日本ヘビー級時代が始まった」
そう語られる未来を創るためです。
「RIZIN WORLD GP 2026 HEAVYWEIGHT JAPAN TOURNAMENT」
これはただのトーナメントではありません。ジャパニーズMMAが再び世界へ挑む新たな歴史の第一章です。
RIZINヘビー級が絶対的な存在感を確立するための生き残りをかけた勝負です。
そして本日、その歴史を刻む最初のページとなる一回戦の組み合わせを発表いたします。
最後の一枠に酒井選手を選んだ理由としては、酒井選手の普段の発言、立ち居振る舞い、そして何よりも格闘技に対する情熱が、私の見ているヘビー級のビジョンに一致しているからであります。格闘技への情熱があり、勝っても負けてもヘビー級の魅力を最大限に見せる事ができる選手。それが酒井リョウという漢だと私は思います。
今RIZINのヘビー級に求められているものを一番理解している酒井リョウ選手を信じて、この度選考させていただいたという経緯になります。
誰が勝つのか。
誰が散るのか。
誰が新たな歴史の主人公になるのか。
その答えは、まだ誰にも分かりません。
だからこそ、人は格闘技に心を震わせるのです。
8月11日のTOYOTA ARENA TOKYO、そして11月8日のLaLa Arena TOKYO-BAYで「ヘビー級の試合が一番印象に残った」とファンのみなさまが口にするような熱く、感動的な戦いにご期待ください!
RIZINヘビー級GPプロデューサー
柏木信吾
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8月11日開催の『RIZIN.54』(TOYOTA ARENA TOKYO)で行われる日本人ヘビー級ファイターによるトーナメント「RIZIN WORLD GP 2026 HEAVYWEIGHT JAPAN TOURNAMENT」の残る1名の出場枠として、酒井リョウが参戦することが決定した。
【画像】『RIZIN.54』対戦カード一覧
RIZINのマッチメーカーで海外交渉担当、そして本トーナメントのプロデューサーでもあるチャーリー柏木氏は、対戦カードが正式決定したタイミングで改めてコメントを発表。「同じ総合格闘技でもほかの階級と異なりヘビー級だけに求められるもの、ヘビー級だけの戦い方が存在するのです」とヘビー級への熱い思いを長文で訴えた。
PRIDEやDREAMで行われたヘビー級や無差別級トーナメントを振り返りながら、かつてRIZINに出場しUFCライトヘビー級王者になったイリー・プロハースカをはじめ、ジャルジーニョ・ホーゼンストライク、クリス・バーネット、ワジム・ネムコフ、バレンティン・モルダフスキーなど世界中の団体で王者になるなど活躍しているファイターたちの戦績を紹介。
そして、“ヘビー級不要論”に対して「もう一度、日本からヘビー級の歴史を動かす」という強い決意を表明。今回のトーナメントの意義を「ジャパニーズMMAが再び世界へ挑む新たな歴史の第一章です。RIZINヘビー級が絶対的な存在感を確立するための生き残りをかけた勝負です」と言葉に力を込めた。
酒井を選んだ理由として「普段の発言、立ち居振る舞い、そして何よりも格闘技に対する情熱が、私の見ているヘビー級のビジョンに一致しているからであります。格闘技への情熱があり、勝っても負けてもヘビー級の魅力を最大限に見せる事ができる選手。それが酒井リョウという漢だと私は思います」と説明した。
酒井は本トーナメントの”査定試合”と位置づけられた『RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI』の貴賢神との試合で、1ラウンドでTKO負けしていた。
本トーナメントは『RIZIN.54』で2試合が行われ、その勝者が11月開催の『RIZIN LANDMARK 17 in CHIBA』(LaLa Arena TOKYO-BAY)で対戦する。
●チャーリー柏木プロデューサー コメント全文
関係各位
報道関係各位
平素よりRIZINならびに日本格闘技界への多大なるご支援を賜り心より御礼申し上げます。
RIZINヘビー級GPプロデューサーの柏木です。毎大会勝者だけでなく、敗者とその舞台裏にある物語までも丁寧に伝え続けてくださるメディアの皆様の存在が、日本格闘技の歴史を紡ぎ、未来へと繋ぐ大きな力になっていると強く感じます。この場をお借りして深く感謝申し上げます。
私が青春時代を過ごした格闘技黄金時代における日本の格闘技には、時代を象徴する"景色"がありました。
世界中の強者が日本に集い、「世界最強とは誰か」という、ただ一つの答えを求めて拳を交えた時代がありました。
「世界最強」
言葉にすると簡単なものに聞こえますが、これは誰もが目指せるものではありません。無条件に世界で一番強い人間になるためには持って生まれた体格、つまり天が与えた才能、神様から選ばれた人間にしか、それを名乗る資格が与えられないのです。世界のTKこと髙阪 剛さんも「ヘビー級にはヘビー級の戦い方がある」と発言しているように、同じ総合格闘技でもほかの階級と異なりヘビー級だけに求められるもの、ヘビー級だけの戦い方が存在するのです。
2000年に行われたPRIDEグランプリはまさに世界最強を決める世界で初めての試みでした。世界中から16人の猛者が集まり、優勝を果たしたアメリカのマーク・コールマンを筆頭に、昨今映画「スマッシングマシーン」で話題となったマーク・ケアーやウクライナのイゴール・ボブチャンチンなどのパフォーマンスもあり、東京ドームを揺るがせたヘビー級の衝撃はそのまま日本総合格闘技業界に影響を及ばせ続ける事になります。
2004年のPRIDEヘビー級グランプリにはニューフェイスが登場し、その中でセルゲイ・ハリトーノフやジャイアント・シウバが定着するきっかけとなり、ケビン・ランデルマンが優勝候補であるミルコ・クロコップをKOするという世紀のアップセットが起こりました。また、このグランプリで皇帝ヒョードルが60億分の1の男として認知されるようになりました。
ヘビー級の勢いはこれに留まらず、2006年のPRIDE無差別級グランプリでは「無冠の帝王」と呼ばれたミルコ・クロコップが悲願だったグランプリ優勝を果たし、日本総合格闘技史上最高のリアルヒューマンドラマが生まれ日本中の格闘技ファンの心を震わせました。
その後時代はPRIDEからDREAMへと移り、軽量級とミドル級がメインの軸となる大会が行われるもやはり何かが物足りなかったのです。その中、産声を上げたのが日本総合格闘技史上最大のチャレンジである「スーパーハルクトーナメント」です。キックボクサー、メジャーリーガー、力士、アメリカンフットボーラー、超人など多岐にわたる参戦者から構成されたまさに「スーパーハルク」の名にふさわしい顔ぶれが集結し、『Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~』で行われた決勝戦で超人ミノワマンが日本人初となるグランプリ優勝者となりました。
日本総合格闘技界が見てきたヘビー級の熱狂はPRIDEという伝説を生み、DREAMを経て、そして今RIZINへと受け継がれています。
2015年12月29日に行われたRIZIN旗揚げ大会のテーマは「SARABAの宴」でした。この大会ではヘビー級グランプリ一回戦の他、時代を築いたエメリヤーエンコ・ヒョードル、桜庭和志、青木真也などが並び、歴史へのリスペクトを込めつつ過去との決別を意味する大会でした。そして2日後に行われた日本総合格闘技の新たなるアイデンティティを確立させる「IZAの舞」のメインアトラクションはそう、ヘビー級トーナメントの準決勝と決勝戦でした。
日本の総合格闘技の過去と未来をつなぐ役割を担ったのは他でもないヘビー級だったのです。
そして2016年RIZIN無差別級グランプリではミルコ・クロコップが優勝し、日本総合格闘技界は時代を超えた王者がレジェンドとして確立する瞬間を目の当たりにしました。
歴史は決して完成した物語ではありません。すべての物語は今に繋がり、今を生きています。
時代は変わり、スターは生まれ、去っていきます。
振り返ってみると過去RIZINに出場したヘビー級選手は後に「UFC王者」「BELLATOR王者」「PFL王者」と世界タイトルを獲得しています。イリー・プロハースカはUFCライトヘビー級王者になり、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクはランカー入りし、クリス・バーネット、ジュニア・タファは見せ場を作る活躍をしています。ロッキー・マルチネスは残念ながら勝利する事なくリリースとなりましたが、RIZINを代表して勇敢に戦ってくれました。ワジム・ネムコフはBELLATORライトヘビー級王者、そしてPFLヘビー級王者という快挙を達成し、バレンティン・モルダフスキーはBELLATORヘビー級暫定王者になりました。カール・アルブレックソンはBELLATORで良い戦績を残したあとスウェーデンのSuperior Challengeライトヘビー級王者になり、ブルーノ・カッペローザはPFL2021年ヘビー級トーナメントを優勝しました。その決勝戦の相手だったアンテ・デリアは翌年2022年のヘビー級トーナメントを制してその流れでUFCと契約し、現在も活躍中です。
このように日本で脚光を浴び、日本から世界に羽ばたいていったヘビー級選手たちが日本総合格闘技の魂を、まさに伝道者のように世界に伝えています。
RIZIN10周年となった2025年は原点回帰としてヘビー級ワールドグランプリを開催しました。世界中のプロモーターの協力を得ながら行ったヘビー級グランプリは日本人選手が敗退し、外国人戦選手たちがトーナメントを引っ張っていくと言う形になりました。優勝したアレクサンダー・ソルダトキン、準優勝のマレク・サモチュクがこの後世界でどのような活躍をするのか楽しみにしつつ、RIZINは日本人選手がどのように世界に食らいついていけるのかを考えなければならないと思います。
圧倒的な象徴がいなくても成立する階級。それがヘビー級であり、そこだけが持つ圧倒的な迫力と、一撃で状況を変える力。一振りですべてをひっくり返すパワー。その浪漫を、日本は再び求めています。
「スター不在」「選手不足」「ヘビー級はいらない」
そんな声を私は全面否定したいと思います。ヘビー級がなければ今のRIZINはありません。
「もう一度、日本からヘビー級の歴史を動かす」
それは過去への郷愁ではありません。PRIDEを懐かしむためでも、あの時代を再現するためでもありません。これから先10年、20年後に振り返った時「あの大会から、新しい日本ヘビー級時代が始まった」
そう語られる未来を創るためです。
「RIZIN WORLD GP 2026 HEAVYWEIGHT JAPAN TOURNAMENT」
これはただのトーナメントではありません。ジャパニーズMMAが再び世界へ挑む新たな歴史の第一章です。
RIZINヘビー級が絶対的な存在感を確立するための生き残りをかけた勝負です。
そして本日、その歴史を刻む最初のページとなる一回戦の組み合わせを発表いたします。
最後の一枠に酒井選手を選んだ理由としては、酒井選手の普段の発言、立ち居振る舞い、そして何よりも格闘技に対する情熱が、私の見ているヘビー級のビジョンに一致しているからであります。格闘技への情熱があり、勝っても負けてもヘビー級の魅力を最大限に見せる事ができる選手。それが酒井リョウという漢だと私は思います。
今RIZINのヘビー級に求められているものを一番理解している酒井リョウ選手を信じて、この度選考させていただいたという経緯になります。
誰が勝つのか。
誰が散るのか。
誰が新たな歴史の主人公になるのか。
その答えは、まだ誰にも分かりません。
だからこそ、人は格闘技に心を震わせるのです。
8月11日のTOYOTA ARENA TOKYO、そして11月8日のLaLa Arena TOKYO-BAYで「ヘビー級の試合が一番印象に残った」とファンのみなさまが口にするような熱く、感動的な戦いにご期待ください!
RIZINヘビー級GPプロデューサー
柏木信吾
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