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警察官の発砲は適正だったのか? 熊本のコンビニに刃物男 「早く武器を下ろせ」“警告”に刃物を下げず…【news23】

国内
2026-07-24 11:51

「武器を捨てろ。早く武器を下ろせ」。警察官の呼びかけに手を下ろさない“包丁男”に警察が発砲。警棒で包丁をたたき落とされ確保された男…。拳銃の取り扱いは適正だったのでしょうか。


【写真で見る】コンビニ刃物強盗に発砲の瞬間 警察官の対応は適正か否か


緊迫の瞬間 コンビニ刃物強盗に発砲の一部始終 

22日、熊本県合志市のコンビニの駐車場で撮影された緊迫の瞬間。包丁を持った男に警察官が発砲しました。


右足に命中したようにも見えますが、男は包丁を下げません。


警察官
「武器を捨てろ!早く武器を下ろせ!」


その後、再び響いた発砲音。


今度は右肩あたりに命中し、警察官2人に取り押さえられました。


公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、近くに住む職業不詳の前田詩音容疑者(21)です。


直前に、前田容疑者はコンビニエンスストアの店員を刃物で脅し、現金3万円を奪ったとみられています。


“容疑者に発砲”適正だったか

警察官による発砲という事態にまで至った今回の事件。


発砲したのは41歳の男性巡査部長ですが、警察は拳銃を何発撃ったのかなど、詳しい状況を明らかにしていません。


発砲に踏み切った判断は適正だったのか。


元刑事の佐々木成三さんは…


元埼玉県警 捜査一課 佐々木成三さん
「コンビニに利用客、第三者がいた可能性もあると思う。今ここで止めなければ、『さらに危害を加えられる可能性あった』と警察官の判断があったのではないか」


通常、警察官が発砲する場合は、相手に撃つことを予告するよう定められていて、可能であれば、空など安全な場所に向けて威嚇射撃を行うとされています。


▼警察官 発砲ルール(警察官等拳銃使用及び取扱い規範)
1. 拳銃を撃つことを相手に予告
2. 可能であれば、上空など安全な方向に威嚇射撃


ただ、緊急性が高い場合は省略することもできるということです。


あくまで動画で確認できる範囲では、「撃つぞ」という発言や“威嚇射撃”の様子は確認できません。


ただ、近隣住民は「威嚇射撃とみられる発砲があった」と証言します。


目撃証言「1発か2発ぐらい空に威嚇射撃」

近隣住民
「1発目は空に向けて撃った気がする」


動画撮影者
「1発か2発ぐらい空に威嚇射撃をされて、『武器を捨てろ』みたいに言っていたが、捨てなかったので、2発撃って取り押さえた」


最終的には警察官が警棒で包丁を叩き落とし、確保された前田容疑者。


前田容疑者の命に別状はありませんが、右肩と右足を負傷し、病院で治療を受けているということです。


元刑事の佐々木さんは発砲について、一定の理解を示したうえで…


元埼玉県警 捜査一課 佐々木成三さん
「拳銃を向けたことに関しては、適正だとは思う。ただ、危険の切迫性があったかどうか検証しなければならない」


警察は拳銃の取り扱いが適正だったかについて、現在調査中としています。


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