
福岡県議会で議長まで務めた現職議員の告発。自民党県議団の中で何があったのでしょうか。
【写真で見る】「海外活動」を「海外旅行」と言い間違え…訂正する福岡県議会議長
「カツアゲ・みかじめ料だった」 福岡県議会の元議長が自民県議団を告発
福岡県議会元議長 吉松源昭県議
「人の弱みにつけ込んだ“カツアゲ”、あるいは“みかじめ料”的な要求だった」
“カツアゲ”に“みかじめ料”、つまり金銭を要求されたと訴えるのは、福岡県議会の元議長・吉松議員。自民党県議団による“カツアゲ行為”があったと告発したのです。
カネの受け渡しを巡る中尾副議長とのやりとりとされる音声データも公開しました。
中尾副議長とされる人物
「他会派も含めてうちが議長取りたいと」
吉松氏
「接待みたいなことを?」
中尾副議長とされる人物
「接待みたいなことをやると」
吉松氏が議長に就任する8か月前のやりとりだといいます。
福岡県議会元議長 吉松源昭県議
「現在の中尾副議長から1000万円を、(2019年10月)16日に持参するように指示された」
Q.本人(中尾氏)の声?
福岡県議会 中尾正幸副議長
「いやよく似てるんですけども…本当に記憶にないので、6年前で記憶にないので。そもそもお金を受け取ってないので」
「『汗をかく気はあるだろ?』と金銭要求」 別の議員からの要求も訴え
吉松氏は別の議員からもカネを要求されたと訴えます。
福岡県議会元議長 吉松源昭県議
「当時の原口自民党県議会長より『議会運営に関して汗をかく気があるんだろ?』と。他会派との懇親ゴルフ代などとして負担してほしいと、550万円を要求されました」
その原口議員は…
福岡県議会 原口剣正議員
「そういったことは一切ありません。『頑張らんね(頑張ろうね)』というのを、『汗かかんね(汗かこうね)』という言葉になっている」
この「汗をかく」という表現について吉松氏は…
福岡県議会元議長 吉松源昭県議
「自民党の若手はこう揶揄してました。自民党県議団での“汗”は『さんずい』じゃなくて『かねへん』だもんなと。『金が干上がる』と書いて“汗”と読むんだと」
結局、吉松氏は「議長就任までに約2000万円を支払わされた」と主張します。
福岡県議会元議長 吉松源昭県議
「応じなければ冷遇される、あるいは議長に限らず、議運の委員長とか他のポストもありますけど、そういったものから外されるだろうなと」
また、吉松氏は“支払ったカネは議長就任パーティーの収入で返ってくる”との説明を受けたとも証言。
5年以上前のことを今、告発した理由については、福岡県議会にまつわる問題の広がりがあるといいます。
その一つが、議長らのパーティー券が、県庁の幹部職員の給与から天引きしたカネで組織的に購入されていた問題。
公費での高額な海外視察 議長は「海外旅行」と言い間違えも
そしてもう一つが、県議団による高額な海外視察の問題。
自民党県議団の重鎮・蔵内議長が正当性を強調したのが...
福岡県議会 蔵内勇夫議長(6月11日)
「私は海外旅行は続けます。この考えは一切変わることはない。あっ、すみません…海外旅行ではなく、海外活動です」
ハワイで1泊13万円の高級ホテルに宿泊するなど、公費を使い3年間で25回も行われていたのです。
福岡県議会元議長 吉松源昭県議
「このふたつ(パーティー券購入と海外視察)に共通するのは、県の職員はやはり“カツアゲ”されたということ。またこの海外視察でも、“県民の税金をカツアゲ”してる。これを正すには我々議員から行われている“カツアゲ”をしっかり告発して正さなくちゃいけない」
吉松議員は、海外視察などの件ですでに県警の任意聴取に応じたといいますが、今後、真相は明らかになるのでしょうか。
・「蚊の10倍」猛烈かゆみが襲う 水辺にいる“スケベ虫”に注意
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・「少女は捨て駒」小5で初めてパパ活…非行が低年齢化 “居場所”を求め公園をさまよう少女たち【報道特集】
