きょうも、国会では野党側が与党の国会運営に反発し、全ての審議への出席を拒否する事態となっています。審議が停滞するなか、政府・与党内からは会期を延長するか検討するべきだという声があがり始めています。
政治改革特別委 美延映夫 委員長
「再度、出席要請いたさせましたが、出席が得られません。やむを得ず議事を進めます」
自民党と日本維新の会が提出した議員定数削減法案を審議する特別委員会。与党の委員長が職権で審議入りを決めたことなどに反発し、野党側が出席を拒否するなか、きょうも与党議員のみの出席で審議が進められました。
また、「副首都法案」をめぐっても、与党側は野党側の反対を押し切り、委員会で審議入りを強行。こちらの質疑でも、野党議員が質問に立つことはありませんでした。
午後、国旗損壊罪を制定する法案の採決がおこなわれた衆議院本会議。与党の賛成多数で可決されましたが、法案を与党と共同で提出していた国民民主党と参政党を含む全ての野党が欠席したのです。
法案の提出者が採決を欠席するのは極めて異例です。
国民民主党 玉木雄一郎 代表
「野党が審議を拒否しているのではなくて、国会の議論を進めるための環境を政府・与党が壊しているということ」
野党側は、高市総理の国会答弁が歴代総理に比べ少ないうえに、自身の中傷動画問題で陳述書の提出を提案したことが不正常化の発端だと主張。さらに、与党側が職権で法案審議を強行するなど、「強権的な国会運営」により「議会政治が脅かされている」と訴えています。
中道改革連合 重徳和彦 国対委員長
「戦後最悪の議会制民主主義の危機だと思います」
参政党 和田政宗 国対委員長
「民主主義を崩壊する、こういうような政治というものは、断固として、私達はもう倒さなくてはならない」
中道改革連合や国民民主党など野党5党の国対委員長は、森衆院議長らと面会。議員定数削減法案などの審議を中断することや、予算委員会の集中審議を開催するよう与党側に働きかけ、国会を正常化するよう求めました。
会期末まで3週間足らず。“少数与党”である参議院の自民党幹部からはこんな懸念が示されました。
自民党 磯崎仁彦 参院国対委員長
「会期内に全ての法案を成立させるには厳しい状況になっている」
政府・与党内からは、このまま不正常な状態が続けば、会期を延長する必要があるとの声もあがり始めています。
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