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「先人たちがつくったものを残す」“台風6号直撃”の神社で急がれる復旧作業…週末から再び大雨に? 台風後“気圧の変化”で脳卒中発症のリスク上昇か【news23】

国内
2026-06-06 01:47

日本に近づいてくる見込みである雨雲をともなった熱帯低気圧。週末は再び広い範囲で大雨となるおそれがあります。


茨城県日立市にある神社。


泉神社 大塚 宮司
「あちらの木、高さが15メートルほどの大木。これが台風の影響によって倒木した」


各地に大雨や暴風をもたらした台風6号。こちらの神社では木が倒れ、鳥居や灯籠などが壊れる被害が出ました。


泉神社 大塚 宮司
「非常に風が強いのと雨も長くて、今まで3度、倒木はあったが、これだけ被害があったのは初めて。この上に笠木があるが、それが当たり、そのまま下に落ちて」


幸いにも、けがをした人はいませんでしたが、いまも修繕作業が続いています。さらに気がかりなのが、この週末の空模様です。


泉神社 大塚 宮司
「土曜、日曜だと参拝の方も非常に多くなる。地盤も緩くなってきていて、傾斜にある場所はもっと酷くなるのかな」


現在、日本の南西にある熱帯低気圧。台風6号と同じようなルートをたどる見込みで、週末から月曜日にかけて広い範囲で雨が強まる予想です。ところによっては、警報級の大雨となるおそれもあり、この雨をきっかけに関東では梅雨入りとなる可能性もあります。


気象予報士の森田さんは…


気象予報士 森田正光さん
「今回は、最大風速はそれほど強くないが雨雲は結構もっている。台風6号よりは規模的に小さいが、強い雨の区域は場所により強くなると思う。前回の雨によって土壌がしっかりしていないところがある。加えて、そこに雨が降ると、当然、土砂災害も起こり得る可能性がある」


次の雨への警戒が続くなか、各地では復旧が急がれています。


大分市では護岸の崩壊が新たに確認され、緊急工事を実施。


記者
「土がむき出しとなっていて、現在、緊急で工事が行われています」


土砂崩れに見舞われた伊豆急行線の現場でも、全線再開に向けた作業が続いています。


そして、先ほどの神社でも週末の雨を前に被害の拡大を防ぐための備えが進められていました。


泉神社 大塚 宮司
「先ほどの手水舎の屋根の部分。これから雨が降るので少しでも…先人たちが“つくったものを残す”ことは神社の伝統の意味では必要なこと。できるだけ修繕をして残したい」


台風の爪痕がいまだ残る中、体調不良を訴える人もいます。


20代
「(頭を)おさえられている感じ」
「(知人が)気圧でなんかめっちゃ今日つらいっていうのはあった」


実は、台風による“気圧の変化”などで発症リスクが高まると言われる病気が…。


東京科学大学の研究グループによると、台風が来てからの1週間、「脳卒中」で緊急入院するリスクが上昇するという解析結果が出たといいます。


東京科学大学 公衆衛生学分野 西村久明 助教
「(気圧の変化で)血圧が上がると血管は破れやすくなるので、脳内出血になったということが一つ考えられる」


調査したのは、およそ85万人分の患者のデータで、脳卒中で緊急入院するリスクは平常時と比べて4.9パーセント増加。中でも「脳内出血」は13.1パーセントも上昇するとの結果が…。


脳卒中の初期症状としては、顔の片側が下がって動かない、片側の腕の力が入らない、呂律が回らないなどがあり、一つでもこのような症状がでたら注意が必要です。


東京科学大学 公衆衛生学分野 西村久明 助教
「台風の上陸回数は(今後)増えてくると予測されている。台風の健康影響についても対応していく必要があると思う」


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