
国際宇宙ステーション=ISSの長期滞在から帰還した、宇宙飛行士の油井亀美也さん(56)がきょう(9日)、日本に帰国後初めて記者会見し、地球上での紛争や戦争は宇宙からでも見え、「見ていても悲しくなります」と話しました。
JAXA=宇宙航空研究開発機構の宇宙飛行士・油井さんは1月、ISSでの2回目の長期滞在から帰還した後、アメリカでのリハビリを経て帰国しました。
「星が大好き」と話す油井さんは、ISS滞在中の余暇時間に彗星や月食の様子など多くの写真を撮っていましたが、地球上で行われている戦争なども見えたと言います。
油井さんは、「いまニュースに流れているようなコンフリクト(対立)があるところ、戦争をやっているところは、明らかに宇宙からも見えます」と説明。
爆発などが見えたということで、「そういう光を見ると、当然そこで住むところを失ったり、命を失ってしまった人がいるのが分かる訳で、それはとても悲しい気持ちになりました」と述べました。
地上での争いについては一緒に活動していたロシアとアメリカの宇宙飛行士とも話し合ったと言い、「リソースを争うというところではなく、お互い協力して明るい未来を作るというところに振り分けられるのではないかと思っていますし、クルーともそういう話をしていました」と明かしました。
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