E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 多くの高校で導入「騙されない為の教科書」とは?【THE TIME,】 

多くの高校で導入「騙されない為の教科書」とは?【THE TIME,】 

国内
2026-02-04 07:00

シリーズ<イマドキの学校>。いま全国の高校を中心に無料配布されている「騙されない為の教科書」で、子どもたちは何を学ぶ?


【写真を見る】多くの高校で導入「騙されない為の教科書」とは?【THE TIME,】 


泳げない子増加「プール授業減少」

時代とともに大きな変化が起きる学校。


給食ひとつとってもー


「すごく美味しそうな給食の写真が“毎日HPにアップ”される。私の時は違った」というのは40代の母親。子どもの好きな給食メニューは味噌ラーメンとのことですが、「私の時はソフト麺」。


“珍しいカレー”も給食に登場しています。


30代母親「足立区の給食コンクールで“サメのカレーライス”が選ばれたので」
小6男子「結構臭みがあった」
小1女子「臭みなかったよ!おいしかった」


また、プールの授業も変わりつつあるようでー


「泳げない子が多くて、“プールの授業の回数が少なくなった”。1年で多くて4回あるかなくらい」(小5の母親)


新型コロナやプールの老朽化、猛暑の影響が重なり、水泳の授業を行わない学校が全国的に増加。


埼玉県の調査では、「クロールで25m泳げる小学6年生の割合」が大きく減ったという結果も出ています。


▼男子【2013年:83.4%】⇒【2023年:54.3%】
▼女子【2013年:79.1%】⇒【2023年:46.2%】
※埼玉県教育委員会 令和6年度「学校体育必携」より


「置き勉OK」イマドキの学校

“1人1台のパソコン”も今では当たり前。学校で配布され、宿題をすると自動で丸付けまで行ってくれるといいます。


「教科書はもう“持って帰らなくていい”になっている。全部“置き勉OK”」(40代父親)


ランドセルに入れるのは“宿題とタブレットやパソコンだけ”。さらに、宿題もイマドキは…


「課題も全部クラウドで提出。だから逃げられないみたい」(40代父親)
「友達に写させてもらうとかもできない。私たちの時は朝『宿題見せて~』って急いで写してやり過ごしていたけど」(40代母親)


SNS使用に不安の声

ただ、デジタル化とともにSNSの使い方に不安があるという声も。


小5の母親:
「LINEに入っているこの人誰?って聞いたら『ゲームで繋がった人』というのがあった。正直ありえなくてビックリした」


2025年11月に発売された講談社の動く図鑑MOVEシリーズ『お金と経済』(2970円)では、保険や投資などお金の仕組みだけでなく、SNSが入口になることが多い“闇バイト”についても解説しています。


高3から「騙されるリスクが上がる」

さらに、『騙されない為の教科書』というものも登場。約2年間で累計67万部が全国の中学・高校に配布され、広く活用されています。


「オンラインカジノ」や「闇バイト」「タスク詐欺」など物騒な言葉がズラリと並ぶこの教科書を使った特別授業を受けていたのは、岐阜県立大垣養老高校の2年生です。


講師:
「自分が巻き込まれてしまったトラブルを解決する方法が、自分の頭の中になかったり知らない選択肢だったら、たどり着くことができない」


生徒たちも「楽に稼げるっていうメールが来る」「1日で4万円とか」「芸能人のなりすましもめっちゃ来る」と身近に感じているようで、詐欺の手口や法律・対処法の解説に真剣に耳を傾けています。


成人年齢が18歳に引き下げられ、イマドキは“高校3年生で成人”に。親の同意なしにクレジットカードや携帯電話の契約も可能になります。


「カード使ってみたい!」「ピッ!みたいな」(高2女子)
「成人になったら車ブンブン乗りたい。楽しみでしょうがない」(高2男子)


一方、教科書では、成人になる“高校3年生から騙されるリスクが上がる”と解説しています。


講師:
「安定的な収入がなく大きなお金を動かせる権利を持った。みんなが危険」


「いったん疑う」で詐欺回避

「騙されない為の教科書」を作ったのは一般社団法人の『ハッシャダイソーシャル』。若者がSNSを通じた詐欺被害にあわないよう作成したといいます。


大本観月さん:
「若者がSNSの使い方やリスクを知っているようで意外と理解できていない」


学校側からも「詐欺の手口は次々と新しくなり学校だけで網羅してまとめるのは難しい」(和歌山県教育委員会・田村誠幸さん)といった声もあり導入が進んでいるとのこと。そして生徒からは…


高2女子:
「<今すぐ押したらポイントがもらえる>というメッセージが来て押そうとしたけど、教科書のことを思い出して【いったん疑う】と書いてあったので詐欺にかからずに済んだ」


高2女子:
「まだ成人になる実感がわかなくて、こうやって高校生しているから怖い」


今後は全国の高校生300万人に配布するのが目標だということです。


(THE TIME,2026年2月3日放送より)


「インフルにかかる人・かからない人の違いは?」「医師はどう予防?」インフルエンザの疑問を専門家に聞く【ひるおび】
【裁判詳細】女子大生2人焼死事故 両親「怒りでどうにかなってしまいそう」「遺体と対面し本当の絶望を知った」追突トラック運転の男「ぼーっとしていた」起訴内容認める 山口
「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ