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五輪金メダリスト・野口みずき、レース中は脳内に“ジュークボックス” アテネで流れていた曲明かす【インタビュー】

国内
2026-01-21 17:30
五輪金メダリスト・野口みずき、レース中は脳内に“ジュークボックス” アテネで流れていた曲明かす【インタビュー】
『第45回 大阪国際女子マラソン』放送解説を務める野口みずき(C)カンテレ
 アテネオリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずきが、25日に開催される『第45回 大阪国際女子マラソン』(カンテレ・フジテレビ系全国ネット 正午~後2:55)の放送解説を務める。それに伴い、「DJみずき」としてCM前の選曲を担当することが決定。野口の選曲から4曲が先行公開されるとともに、インタビューが届いた。

【写真】自前のDJコントローラーを持参!印象ガラリな野口みずき

 かつてアテネの風となり、金メダルを日本にもたらした野口。驚異的な走りを支えていたのは、レース中、頭の中で鳴り響いていた“脳内ジュークボックス”だったと振り返る。音楽は単なるBGMではない。心臓の鼓動とリンクし、走り続けるための「エネルギー」そのものだという。

 先行公開された4曲は「Believer(ビリーヴァー)/Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ)」「High Hopes(ハイ・ホープス)/Panic! At The Disco(パニック!アット・ザ・ディスコ)」「Champion(チャンピオン)/Kanye West(カニエ・ウェスト)」「F**kin’ Perfect/P!nk(ピンク)」。約20曲が選曲された。

■野口みずきインタビュー
――現役時代、レース中に音楽が頭の中で流れていたのですか?
そうですね。脳内でジュークボックスみたいに、“ガシャーン、ガシャーン!”って。アームが動いてレコードがセットされるような、そんな音がするんです。感覚的に脳内に音楽が降りてくるんですよ。私が頭の中で流していたのは、MTVやBillboardで上位をとっていたその当時流行っていた曲です。ヒップホップ、R&B、EDMとか、その辺なんでも流していましたね。

――走るテンポにヒップホップは合うんですか?
“私はヒップホップが好きで、走っている途中に聴くのは、ヒップホップが多いです”って言うと、みんなに“えぇ、走るテンポにヒップホップは合わなくないですか?”って驚かれるんですけど、意外と合うんですよ。私のテンポとヒップホップが。リズムは取りにくいかもしれないけど、自分のテンポに合ったものをこうやって流すと、走りもどんどんいいテンポに戻ってくるみたいな感じですね

――金メダルを獲得したアテネ五輪では何が流れていましたか?
何キロ地点で決めていたわけではなくて、ほんとに感覚的に、勝手に頭の中で音楽が流れていたって感じですね。アテネの時はJoe Budden(ジョー・バドゥン)の“Pump It Up(パンプ・イット・アップ)”と、Lenny Kravitz(レニー・クラヴィッツ)の“California(カリフォルニア)”とか、あと、サザンオールスターズの“君こそスターだ”ですね。レース後半、Joe Buddenの“Pump It Up”が流れて“行くYo!ノッてくYo”みたいな感じで走ってましたね。

――選曲リストには入っていませんでしたが、迷った曲はありましたか?
ロックを入れてもいいかなとは思っていて、カサビアンの“Club Foot(クラブ・フット)”。これはよく、スペインとかイギリスでサッカーの試合の入場曲に使われていたと思います。(スタッフに)この曲やっぱりお願いします。絶対入れてください(笑)。もう、ほんとにかっこいい。やっぱり走っていたらかっこいいと思われたいじゃないですか。そんな妄想を抱きながら頭の中でかける曲ですよね。

――他に選曲で迷った曲はありますか?
Lupe Fiasco(ルーペ・フィアスコ)の“The Show Goes On(ザ・ショー・ゴーズ・オン)”ですね、これも結構好きなんですよね。ドラマチックな感じ。熱いものがあふれてくるような感じ。私のSHOWが始まるぜと。

――N.W.Aなど、ギャングスタ・ラップもお好きですよね?
好きですね、やっぱり昔の方が好きですね。もうね、私自身だけが走るんだったら、ゴリゴリのヒップホップをかけるんですよ。でも、今回は現役選手たちのために選びました、自分の感覚とは切り離して。そこも書いてくださいますか(笑)。自分は、ゴリゴリのヒップホップをかけてガンガン走るけど、彼女たちの走っているイメージを想像して、選曲しました。ほんとは、KRS-Oneとか、アイス・キューブとか、50 Centとか、モブ・ディープとか、そのあたりをかけたいですね(笑)。ただ、自分は走らないので、ギャングスタ・ラップとかゴリゴリのヒップホップは自重しました。モブ・ディープは、“Put 'Em in Their Place(プット・エム・イン・ゼア・プレイス)”とかめっちゃかっこいいんですよ。

――初めて衝撃を受けたヒップホップは?
アイス・キューブですね。やっぱりほんとはギャングスタ・ラップを流したいという気持ちはあります(笑)。

――ギャングスタ・ラップをはじめ、ヒップホップに心ひかれるのは、なぜですか?
やっぱり逆境を乗り越えていくところ。恵まれない環境から、どん底から這(は)い上がって、成功していく。ラッパーの一生ってかっこいいなって感じですね。

――野口みずきさんにとって音楽とは。
“NO MUSIC, NO LIFE.(ノーミュージック、ノーライフ)”。父親が音楽好きで、レコードもよく部屋でかけていて。姉も好きでしたねぇ。もう、幼いころからずーっと音楽が常に隣にいたんですよ。音楽は私の人生においてなくてはならないものだと思っていますね。選手時代は、こっそりと、あまり公にせずヒップホップを聴いていたというか、あんまりそこが目立たなかったですけどね。引退して、色々な媒体で“ヒップホップが好きなんです”と話していたら、“おぉ!面白いですね”と言われるようになって、そこから道が広がったので、まさかDJができるなんて思ってなかったです。ほんとに人生何があるかわからないですよね。

――視聴者に向けてメッセージを。
マラソンって長いこと走るスポーツですよね、その中でやっぱり音楽が入ってくると、より、リズム感も良くなるし、苦しいところでそれが助けになることもあるんです。そういったところを、見ている視聴者の方にも感じてほしいです。音楽でも楽しんでもらいたい。いつもだったら、テレビ中継はテーマ曲1曲でCMに入ってという感じだったと思うんですけど、その曲が色々あると面白いですよね。なので、“次は何の曲だろう?”って予想しながら、大阪国際女子マラソンを見てもらえたらうれしいです。私が選んだ曲についても、この曲がランニングに合っていると、単純に決まっているものでは全くなくて、走り方や、呼吸の仕方と同じように、人それぞれ、ランニングに合う曲は違うと思うので、“野口さんの選んだ曲もいいけど、私はこっちの曲かな”みたいに考えながら、楽しんでいただきたいです。

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