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「今年の漢字」閣僚は“高市カラー”滲む「高」「米」「苗」「推」一方中国の市民は「勝」「好」「難」「銭」日中両国の未来に向けて「願」と書いた女性も…

国内
2025-12-12 17:18

さきほど発表された、今年1年の世相を表す「今年の漢字」は「熊」でしたが、緊張関係が続く中国などでは「今年の漢字」は何だったのか?聞いてみました。


今年、初の女性総理が誕生した日本。高市内閣の閣僚が選んだ「今年の漢字」も“高市カラー”を強く滲ませるものとなりました。


片山さつき 財務大臣
「私、予想はこのどっちか(『高』と『米』)だなと思ってて、絶対このどっちかじゃないかなと思っていて、今年の政治はこれで始まりましたし、年後半、『高』市政権の成立に繋がって、幸せなことにまだ支持率が『高』いですが、『米』もまだ『高』い。そして、物価『高』対策を我々、一生懸命やってると」


片山財務大臣が選んだのは、▼「高市総理」と「物価高」を表す「高」いの一字と、▼「トランプ関税」と「コメの価格高騰」を表す「米」。


その米政策を担当する鈴木農水大臣が選んだのは…


鈴木憲和 農水大臣
「『苗』ですかね。今年は、やはりお米のこと、相当話題になったと思ってますし、今もまさにおこめ券も含めてですね、話題になっていると思いますから。もちろん、それ以上に総理のお名前もあると思います」


また、総裁選で高市陣営の“キャプテン”を務めた小野田経済安保担当大臣は…


小野田紀美 経済安保担当大臣
「『推し』という漢字、推進の『推』。政策を力強く『推進』していくべき1年になったなというところで『推し』。あと『推しが総理になりまして』、そういったところも『推し活』をした1年だったなと」


記者
「漢字の国・中国では、皆さん、今年の漢字にどんな一文字を選ぶのでしょうか」


「勝」と書いた男性
「(中国は)今年、経済も文化も順調に発展したと感じます」


「好」と書いた女性
「(今年は)娘も孫もそばにいて、とても幸せでした。苦労や疲れはありますが、家族の団らんが何よりの喜びです」


同じく「好」と書いたこちらの女性は、今年、商売がうまくいったと打ち明けます。


「好」と書いた女性
「民宿を経営してますが、商売はすごく好調でした。こんな不景気なのに順調で、今年は本当に良い年だったと思います」


ただ、景気の良い人がいる一方で…


「難」と書いた女性
「大学を卒業したばかりで、公務員試験を受けるか、大学院を受験するか、就職するか、あるいは資格を取るか、迷っています」


長引く不動産不況などを背景に中国経済は低迷が続いており、雇用環境も悪化。都市部における若者の失業率は17%を超えました。


先ほどの女性も就職活動で「困難に直面している」と話します。たとえ、うまく就職できたとしても、安心できるわけではありません。


「難」と書いた女性
「最近情勢が良くなくて、私の仕事環境も良くないんです。収入もかなり下がりました。とにかく“難しい”のです」


不景気のせいか、身の回りの生活面を充実させたいとの声も多く聞こえてきました。


「銭」と書いた女性
「お金持ちになりたいです。お金が私の目標です。この方向に突き進みたいです」


「台湾有事」をめぐる高市総理の発言をきっかけに緊張が続く日中関係。現在の日本に対する印象について、聞いてみると…。


「(戦時中)祖父が日本人に連行されてから二度と戻りませんでした。だから、私は日本人を憎んでおり、友好的な感情は一切持てません」
「(関係悪化は)必然的な流れだと思いますが、中日関係の緊張が緩和してほしいです」


こちらの女性は、両国の未来に向けて「願」という字を書きました。


「願」と書いた女性
「双方の国民が求めているのは、幸せで楽しい質の高い生活です。誰も摩擦や対立なんか望んでいませんよ」


残りわずかとなった2025年。来年の日中関係はどのようなものになるのでしょうか。


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