
「リチウムイオン電池」が内蔵された製品の火災件数が今年、東京都内で過去最多のペースで増えていて、東京消防庁は注意を呼びかけています。
東京消防庁によりますと、今年1月から9月末までに東京都内で発生した「リチウムイオン電池」が内蔵された製品の火災は228件と、去年の同じ時期と比べて、52件多くなっています。
去年は1年間で243件の火災が発生し、過去最多を記録しましたが、今年は去年を上回るペースで推移しているということです。
「リチウムイオン電池」が内蔵された製品の火災の内訳では、モバイルバッテリーによるものが全体の3割以上を占めているということです。
東京消防庁は「『リチウムイオン電池』が内蔵された製品は消火した後も製品が熱を持って再び出火する可能性があり、消火後には製品を水没させるなどしてほしい」としています。
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