
空気が澄んでいて、音も光もキレイと言われる「秋の花火大会」が増えています。
「秋花火」の魅力をお伝えします。
【画像を見る】秋の方がコントラストが強い?「秋」「夏」花火の見え方の違いを見比べてみた
「秋花火」が増加 夏より空気が澄んで色鮮やかに見える?
山形純菜キャスター:
花火というと夏のイメージがありますが、「秋花火」も魅力がたくさんあります。
花火マニアの安斎幸裕さんに教えていただきました。
いま、「秋花火」が増えている理由は、ゲリラ豪雨や雷雨など“悪天候のリスク”や“熱中症のリスク”が低いからとのこと。
また、秋は空気中の塵や埃、水分量も少ないということで、空気が澄んでいて“花火の色が鮮やか”なのだそう。
秋と夏の花火の見え方の違いを、イメージ加工映像を作り、見比べてみました。
なお、映像は11月1日(土)に茨城県土浦市で行われた「土浦全国花火競技大会」の実際の映像を、夏の夜空らしく加工しました。
井上貴博キャスター:
秋の夜空は(澄んでいるからか)より黒色に見えて、花火と夜空の色のコントラストがより強く出る気がします。
山形キャスター:
冬に星が綺麗に見えるのと原理は同じだそうです。
音もクリア…「音楽×花火」のシンクロが凄い
山形キャスター:
秋は空気が澄んでいて「音」も綺麗ということで、最近は音楽と花火のシンクロが凄いそうです。
11月2日に開催された「千葉・NARITA花火大会in印旛沼」では、大会中に流れている曲の歌詞「1、2、3」に、「1、2、3」という形の花火がバッチリ合っていました。
また、9月に開催された「茨城・利根川大花火大会」では、Adoさんの曲「ロックスター」に合わせて、花火が打ち上がっていました。
高柳光希キャスター:
Adoさんは姿が見えないので、まるでAdoさんのライブに行っている感覚になりそうですね。
まだ間に合う「秋花火」花火マニアおすすめは?
山形キャスター:
11月の秋花火大会の予定を調べてみました。一部を見せますが、全国でたくさん開催される予定です。
【11月の「秋花火大会」】
8日(土)多治見市制記念花火大会(岐阜・多治見市)
9日(日)第78回淡路島まつり花火大会(兵庫・洲本市)
15日(土)第7回秋川流域花火大会(東京・あきる野市)
16日(日)えびな市民まつり 2025(神奈川・海老名市)
22日(土)第18回志木市民花火大会(埼玉・志木市)
22日(土)Cygames presents 伊万里湾大花火 2025(佐賀・伊万里市)
23日(日)長野えびす講煙火大会(長野市)
24日(月)千葉Xmas芸術花火 2025(千葉市)
24日(月)熱海海上花火大会(静岡・熱海市)
秋花火大会の中で、花火マニアの安斎幸裕さんのおすすめは、毎年11月23日に行われる「長野えびす講煙火大会」だそうです。
長野の乾いた空気で花火の光が際立つため、“日本一美しい秋花火”だといいます。1発1発、丹精込めた大玉の花火が上がるのが特徴です。
ちなみに、2024年の「長野えびす講煙火大会」気温は2度くらいだったそうです。
井上キャスター:
イベントは夏に集中しがちなので、そのイベントを分散させて、通年で花火を楽しめるというのは良い考え方だと思います。
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