
きのう、JR山手線の電車内で乗客の女性のモバイルバッテリーから火が出た事案をめぐり、女性がスマートフォンを充電中だったとしたうえで、「煙が出てきたからコードを抜いた」という趣旨の説明をしていたことがわかりました。
きのう午後4時すぎ、JR山手線内回りの新大久保駅から新宿駅に向けて走っていた車両で、乗客の30代の女性がスマートフォンを充電していたところ、モバイルバッテリーから火が出ました。
その後の警視庁への取材で、女性が「スマートフォンを充電中にモバイルバッテリーが熱くなった」としたうえで、「煙が出てきたからコードを抜いた。その後、モバイルバッテリーを床に落としたら発火した」という趣旨の説明をしていたことがわかりました。
警視庁によりますと、火は、ほかの乗客が車両に設置された消火器で消し止めたということです。
女性は右手を火傷したほか、避難する際に転倒するなどした20~50代の男女4人がけがをしましたが、いずれも軽傷だということです。
警視庁は出火の原因を調べています。
この影響で、山手線、埼京線、湘南新宿ラインなど都心を走るJR各線が一時運転を見合わせました。
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