きょう東大病院を退院された上皇さま(91)について、宮内庁は新たに「上室性不整脈」と診断されたと明らかにしました。
きょう午前、東大病院を退院された上皇さま(91)は上皇后さまに付き添われ、4日ぶりにお住まいの仙洞御所に戻られました。
上皇さまは無症候性心筋虚血の症状が改善しないため、今月14日から東大病院に入院し、新たな薬の服用を始められました。宮内庁はこの投薬治療は順調としながらも、新たに「上室性不整脈」と診断されたと明らかにしました。
上室性不整脈とは、心臓の心房と心室の間にある組織で起こる不整脈で、上皇さまの場合は脈が速くなるということです。
上皇さまは今年5月に運動の負荷が一定以上かかると心臓の筋肉に血液が十分に送られない状態になる「無症候性心筋虚血」の診断を受け、薬の服用や運動量の調節を続けられてきました。
しかし、症状が改善しないことから、医師が心臓の負荷をやわらげる新しい薬を追加するのが適切だと判断し、今回入院して服用を始めましたが、この薬は上室性不整脈にも効果があるということです。
今後はお住まいの仙洞御所で投薬治療を受けながら、医師が経過を慎重に観察していくとしています。
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