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【台風5号】関東に最接近 あす北海道に上陸のおそれ 東海地方では線状降水帯発生か【Nスタ解説】

国内
2025-07-14 20:50

まだ梅雨明けしていない東日本ですが、台風5号が太平洋側を北上しています。一方で、西日本では局地的に大雨となっていて、東海地方では15日にかけて線状降水帯が発生する可能性があります。(「Nスタ」7月14日午後6時ごろの放送より)


【写真を見る】きょう(14日)・あす(15日)の全国の雨・風予想シミュレーション


台風5号 あす北海道に上陸の恐れ 東海地方では「線状降水帯」発生も

台風5号が関東に最接近。北上を続け、15日、北海道に上陸する恐れがあります。


千葉県銚子市の港では、強風で流されないよう船同士をロープでつないでいました。


漁師 木村伸也さん
「海だと台風だったら1週間前後は休漁、仕事にならない状態。たて続けに来られると仕事にならないのでけっこう迷惑」


14日に予想される最大瞬間風速は関東と東北で35m。15日昼までの降水量は、関東甲信の多いところで150ミリ。北海道と東北で120ミリと予想されています。


記者
「大分市内です。雨が強まっていて、道路脇には水たまりもできています。時折ごろごろと雷の音も聞こえます」


西日本では、各地で朝から激しい雨が降っています。


大分市では雷とともに、雨が道路に激しく打ちつけました。この雨の影響で、道路にはいくつも大きな水たまりが。車は水しぶきをあげながら走っていました。

日本屈指の温泉地・別府市でも激しい雨。道路は水が流れ込み、川のようになっています。

九州や四国、中国地方では朝から雨雲が発達し、各地で大雨となりました。


東海地方では14日夜から15日昼前にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の発生する危険度が急激に高まる恐れがあります。


10日(木)、関東で記録的短時間大雨情報が相次いで発表された時には、猛烈な雨が帰宅ラッシュの時間帯を直撃し、いろいろな場所で道路が冠水しました。


横浜市ではマンホールから水が噴き出し、アスファルトが破損。そのかけらが車のフロントガラスを突き破り、車内にいた親子がけがをするなどの被害が出ました。


西日本では15日にかけて、東日本では16日にかけて、土砂災害や浸水、河川の増水に警戒が必要です。


15日朝以降、関東でも雨が激しく降るところも 土砂災害などに警戒

河津真人 気象予報士:
14日午後3時現在、台風5号が北上中で、15日には北海道に上陸する見込みとなっています。この影響で北日本は注意が必要ですが、もう一つ、寒気を伴った低気圧が日本海にあり、この影響で14日、西日本で激しい雷雨になったところがありました。


この寒気を伴った低気圧が近づいてくる影響で、東日本や東海などで今後大雨になりそうです。


この先、台風5号の雨雲が北海道に近づいていきます。そして、南北に連なっている雨雲が近畿地方や東海地方などにかかって雨が激しく降るところがあります。


15日朝以降は関東でも雨が激しく降るところがありそうで、東海地方では線状降水帯情報が発表される可能性がある他、15日夕方までに多いところで250ミリの大雨になりますので、土砂災害など警戒が必要です。


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