5月に「無症候性心筋虚血」と診断されていた上皇さまがきょう、心臓の新たな投薬治療を行うため、東大病院に入院されました。
【写真を見る】上皇さま(91)東大病院に入院 心臓の新たな投薬治療のため 5月に診断の「無症候性心筋虚血」などが改善せず 宮内庁
きょう午後3時すぎ、お住まいの仙洞御所を出発された上皇さま。付き添いの上皇后さまとともに東大病院へ入り、その際、報道陣に手を振る様子もみられました。
宮内庁によりますと、上皇さまが患っている「右心不全」と「無症候性心筋虚血」に改善が見られないため、新しい薬を追加するのが適切だと医師が判断したということです。
今年1月、新年一般参賀で皇居・宮殿のベランダに立ち、国民から祝賀を受けられた上皇さま。現在、91歳です。2022年に「右心不全」と診断され、それ以降は薬の服用などを続けられてきました。
今年5月には5日間、東大病院に検査入院。心エコーや冠動脈CTなどの検査の結果、「無症候性心筋虚血」の診断を受けられていました。この病気は自覚症状がないものの、運動の負荷が一定以上かかると、「心筋」=心臓の筋肉に血液を十分に送れない状態になります。
また、高齢のため、冠動脈の動脈硬化も進んでいることが判明していて、投薬治療を受けながら仙洞御所で生活されてきました。
今回の投薬治療は心臓の負荷をやわらげるのが目的ですが、不整脈などになる場合があるため、入院して心電図などを確認しながら、薬の量を調整する予定だということです。
宮内庁によりますと、退院時期は未定で、今後、症状を見ながら決められるということです。
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