今年2月、前橋市の養豚場で豚熱に感染したとして殺処分された豚の血液などが、市内の河川に流出していたことがわかりました。
今年2月、前橋市の養豚場で豚熱の陽性が確認され、およそ8000頭の豚が殺処分されました。
群馬県によりますと、殺処分された豚は袋に入れられ、その後、穴にブルーシートを敷いて埋めたということですが、豚の爪などでシートが破れ、血液などの体液が排水パイプを伝って、市内の川に流れたとみられています。
群馬漁業協同組合の職員が、赤色の水が流れているのを見つけて県に通報し、発覚しました。
群馬県の担当者
「現在のところ、水質について異常は認められていない状況です」
群馬県は、流出について謝罪したうえで「ウイルスの感染力は弱まっていて、川の水から有害物質は確認されていない」として、人体への影響はないと説明しています。
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