
自民・公明両党の幹部が、けさ会談し、新年度予算案の再修正などをめぐり協議しました。
国会では先週、石破総理が高額療養費制度の見直しについて今年8月の負担上限額の引き上げを見送る方針を表明していて、それに伴う新年度予算案の扱いが焦点となっています。
会談では、再修正ではなく予備費を充てるなど、運用で対応する案も出たということで、今後、両党は参議院での審議状況も踏まえて判断していく考えです。
また、いまの国会に提出を予定している年金改革関連法案について、同席した自民党の坂本国対委員長は提出を前提に野党と協議する方針を明らかにしました。
自民党 坂本哲志 国対委員長
「この法案の中身、論点をやっぱり少し整理をするということが必要ではないかというようなことから、それぞれの主要政党と調整を進めるということです」
坂本氏は、この法案について協議を優先するため、今月14日の政府提出法案の締め切りには間に合わないとの認識を示しました。
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