去年10月、東京・北区の公園で起きた爆発について、警視庁が高校1年の男子生徒を書類送検したことが、捜査関係者への取材で分かりました。
【写真を見る】【速報】「YouTube見て作った」公園のロケット花火爆発騒ぎ 都内の高1男子生徒(15)を書類送検 威力業務妨害など疑い 東京・北区 警視庁
この事件は、去年10月4日午後5時すぎ、北区十条仲原の清水坂公園で「男が何かを置いて爆発した」と目撃者の通報があり、駆けつけた警察官が爆発した痕跡がある不審物を発見したものです。けが人はいませんでした。
これをめぐって、警視庁が4日、都内に住む高校1年の男子生徒(15)を威力業務妨害と火薬類取締法違反の疑いで書類送検したことが分かりました。
男子生徒は北区役所に現場確認を行うことなどを余儀なくさせて業務を妨害したなどの疑いがもたれています。
爆発したのはロケット花火およそ10本で、トイレットペーパーの芯の中に束ねられていました。また、芯の中にはプラスチック製のBB弾がおよそ100個や、引火させるためのティッシュが詰められていたということです。
目撃した近隣住民
「花火みたいな音が5回ぐらいあった。連続で一斉に爆発してました」
爆発があったのが衆議院選挙の期間だったことから、警視庁は組織に属さない個人によるテロ行為「ローンオフェンダー」の可能性も視野に、捜査一課の特殊班を投入。
その後、現場周辺の防犯カメラの映像から、男子生徒の関与が浮上していて、自宅からロケット花火などを押収していました。
男子生徒のタブレット端末には「ロケット花火 手榴弾に改造」などと検索した履歴が残っていて、「YouTubeを見て作った」「早く試したいという自分の欲望に負けてやった」などと話しているということです。
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