
■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 スケートボードストリート男子決勝(27日、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo))
【代表一覧】スケートボード、アジア大会日本代表 パリ五輪出場の小野寺吟雲ら10代が7人 最年少は14歳の松本雪聖
スケートボード・ストリート男子決勝で佐々木音憧(19)が172.35点で銀メダル、小野寺吟雲(16)が、168.11点で銅メダルを獲得。日本勢がダブル表彰台を飾った。
佐々木は2本目のランで完成度の高いトリックを決め切り、84.30点の高得点をマーク。2位につけると、ベストトリックでは1本目に正確なトリックを成功させ、88.05点を獲得した。技の完成度が評価され、この時点で暫定トップに立った。しかし、2本目以降は得点を伸ばせず。韓国のカン・ジュニに3本目のトリックで逆転を許し、順位を1つ落とした。それでも安定した滑りで会場を魅了、172.35点で堂々の銀メダルを獲得した。
小野寺は1本目のランからスピード感あふれる滑りを披露。トリックを決め、着地まで安定した滑りを見せると、80.72点をマークした。2本目と3本目では得点を伸ばせなかったものの、ランを終えた時点で3位につけた。ベストトリックでも見事に技をメイクし、87.39点を獲得。その後も順位を落とすことなく表彰台入りを果たした。
佐々木は同年9月の世界選手権で、男子史上最年少となる17歳で初優勝。2025年にはワールドツアー・ローマ大会で2位に入るなど、世界の舞台で実績を重ねてきた。今大会でも世界での経験を力に変え、堂々の滑りとなった。
小野寺は22年の日本選手権で当時12歳にして史上最年少優勝を果たすと、23年の世界選手権では男子ストリートで史上最年少となる銅メダルを獲得。同年にはX Games千葉大会でも史上最年少優勝を果たした。24年のパリ五輪では14位。25年の日本選手権では自身3度目の優勝を飾り、アジア大会に内定した。日本勢の躍進を象徴する2人が、アジアの舞台でそろって表彰台に上がった。
ストリート競技は、「ラン」と「ベストトリック」の2種目で得点を競う。ランでは、階段(ステア)や手すり(ハンドレール)、坂道などのセクション(構造物)が配置されたコースで技を披露し、技の難易度や完成度、スタイルなどが審査される。選手は決められた時間内に複数回のランを行い、より高い得点を目指す。ベストトリックでは、階段や手すりなどのセクションで一発の大技に挑戦し、成功した技の中から高い得点が評価される。ランとベストトリックでそれぞれ最も高い得点を合計し、その得点によって最終順位が決まる。
【スケートボード・ストリート男子結果】
金)カン・ジュニ(韓国)180.85点
銀)佐々木音憧 172.35点
銅)小野寺吟雲 168.11点
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